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「半径5メートル」第9話までのネタバレ感想:「自分の足元にある真実を、しっかり見つめることが大事」


第2話あらすじ&感想

第2話のあらすじ

目覚めたら山辺(毎熊克哉)とベッドを共にしていた風未香(芳根京子)。以来、山辺はただ泊まりに来ては朝、会社に行くということを繰り返し、風未香を混乱させる。

ある日企画会議で女性用風俗が話題になり、風未香は宝子(永作博美)と共に様々な「出張ホスト」とのデートを体験取材することに。そんな中、デスクの丸山(尾美としのり)は、宝子が取材した利用者の中に妻の絵美(片岡礼子)がいることに気づきがく然とする。

第2話の感想



違和感や疑問をそのままにしてしまうことが、よくある。なぜなんだろう、どうしてなんだろうと思っても、自分のなかで丸く収めてしまえば争いは起こらない。そうやって箱のなかにしまって無かったことにしてきた気持ちがたくさんある気がした。「モヤモヤは発見の鍵だから」と宝子さんに言われてしまう。
第2話のテーマは出張ホスト。フリーライターである宝子は自ら出張ホスト100人と会い、その様子を漫画化する企画を進めていた。その過程で、丸山デスクの奥さんが出張ホストを利用している事実が明らかになってしまう。

「うちの奥さんに限ってそんなことはない」「性欲なんてない人だから」と鷹揚に構えていた丸山。いざ自身の奥さんが出張ホストの客だったことを知ったときの驚きはすごかった。そして実際に奥さんに確認してしまう勇気もすごい。「私だって女になりたいときくらいある」と言い返す奥さんに対し「そんなこと思ってたんだ……」と言ってしまう丸山。きっと、奥さんの本心を捉えられていない旦那さんのほうが多いだろう。



「誰だって、大切にされている感覚に包まれたい」ーー風未香の独白に、大いに頷けいてしまう。丸山の奥さんも、風未香自身も、ほかの誰だって、自分を大切にしてほしかっただけだ。自分で自分を大切にするだけでは足りずに、同じように誰かにも愛してほしかっただけだ。ないがしろにされる自分を、肯定したくないだけだ。

このドラマは、つい自分でも見て見ぬフリをしてしまいがちな、心の奥底にある感情をすくい取り、目の前に出して見せてくれる。次はどんなもやもやを目の前に広げてくれるのだろうか。

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