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2021年11月10日

<消えた初恋>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<消えた初恋>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第2話ストーリー&レビュー

第2話のストーリー

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 密かに思いを寄せるクラスメイトの橋下さん(福本莉子)が硬派な井田(目黒蓮)に恋していることに気づき、あっさり失恋してしまった青木(道枝駿佑)。さらに、ひょんな事から「青木は俺のことが好きなのか?」と井田は勘違い。それぞれの恋模様が交差する中、青木達のクラスでは、文化祭で『シンデレラ』の劇を上演することに。教室では、青木、井田、橋下さん、あっくん(鈴木仁)が準備に追われていた。

橋下さんの恋心を知り、落ち込みながらも「応援する」と約束してしまった青木は、いっそこの機会に井田とくっつけてしまおうと考え始める。チャンスをうかがいながら作業に励む青木だが、近づいてきた橋下さんから「好きな人がいるなら私も協力する」と言われてアタフタ…完成に近づいていた背景画に水をぶちまけてしまう! まさかの大ピンチに絶望する青木だが、井田ら3人が修正を手伝ってくれることになり…?

翌日、なんとか無事に準備を終えた青木らが登校すると、学級委員長の仲林(西垣匠)が衝撃の発表をしていた。なんと、シンデレラと王子役の2人が、風邪でダウンしてしまった!クラスのピンチを救うため、代役探しが始まるが…?

第2話のレビュー

そりゃあ「王子の衣装を脱ぐな」って言うに決まってるじゃないか、クラスメイトだけじゃなくてテレビの前で全員言ったわ……!

「青木って(ものすごく)俺のことが好きなんだな」と井田が誤解したまま、文化祭へと突入。絶対にラブハプニングが起こるイベントキタ!! 青木たちのクラスはどうやら「シンデレラ」をやるよう。
どうにか橋下さんと井田の距離を縮めてあげたい青木。橋下さんが大道具に立候補したこともあり、井田と一緒に大道具係に。井田は素直なので、当然「青木は俺と一緒にいたいから誘ったんだな」と納得している。井田が真っすぐすぎて不安になる。

青木は橋下さんのアシストをしようとするものの、裏目に出てしまい、結果的に自分が井田との距離を縮めることになっていく。そして相変わらず主語をすっ飛ばして話すので、誤解は深まるばかり。
青木が橋下さんのことを好きだと知らなかったら、「青木ってものすごく井田を好きなんだな」って誰だって思ってしまう。

そして、井田のほうがあまりに真っすぐに青木の気持ちを受け止めようとするものだから、当の青木も混乱し始める。

「あれっ、俺ってもしかして井田のことが好き……?」

決定打となったのは、「シンデレラ」。青木がシンデレラ、井田が王子を代役でやることになる。橋下さんがシンデレラ役を押し付けられそうになったからって、引き受けてしまうのはいい人すぎないか、青木……。

王子の衣装も、シンデレラのドレスも、ナチュラルに着こなしてしまう目黒蓮と道枝駿佑のポテンシャルゆえ、ステージ上に何の違和感も作らないのもすごい。が、第2話の井田の王子っぷりはけしからん以外のなんでもない。

 さりげなく頭をポンッ、とするぐらいことは序章にすぎなかった(ポンを別アングルからも見せてくれるのは天才の所業)。
繰り出されるセリフが男前すぎて全視聴者が恋に転げ落ちてしまう。井田語録ができてしかるべき……。

そんな言葉をまともに食らっている青木は「本当に井田のことを好きかもしれない」と思い始める。というか、好きなんだろう。2話の始まりと終わりでは青木の表情が全く違う。「あっ、この瞬間に好きになったんだな」というのが伝わってくるので、一緒にキュンとしてしまう。

真面目でいいヤツな青木はそんな気持ちの変化を隠しておけない。橋下さんに直球でその想いを伝える。

「橋下さんを応援できない」

橋下さんのことも大事に思っているからできる行動だ。
片想いの相手がいつしか恋のライバルに……消しゴムひとつで運命は変わるものである。

※この記事は「消えた初恋」の各話を1つにまとめたものです。

→目黒蓮フィーチャー記事はこちら

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