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2022年01月28日

<シジュウカラ>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<シジュウカラ>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第6話ストーリー&レビュー

第6話のストーリー



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一晩を共にし、激しいキスを交わした忍(山口紗弥加)と千秋(板垣李光人)だが、忍は一線を越えることを拒んだ。しかし二人でいる所を千秋の母・冬子(酒井若菜)が目撃。夫・洋平(宮崎吐夢)と息子・悠太(田代輝)にも、忍と千秋の関係が明らかに…。家族の関係に亀裂が走り、千秋とも距離を取ろうとする中、千秋からのネームが忍に届く。それを見た忍は、母として、妻として、そして…。遂に大きな決断を下す。

第6話のレビュー

キスを交わしながらも千秋(板垣李光人)と一線越えるのを拒んだ忍(山口紗弥加)。「悠太(田代輝)を置いていけないの」が彼女の答えだった。

結局、地元に帰ってきた二人。「一人前になって守れるようになったら一緒に来てください」と言う千秋。今度原稿を見てほしいという彼の申し出に忍はうなずく。

だが……ここから思わぬ悲劇が始まる。駅で別れる二人の姿を千秋の母・冬子(酒井若菜)が見ていたのだ。



再びスナックに来た洋平(宮崎吐夢)に「奥さんの写真ある?」とたずねて忍の顔を確認する冬子。その後、洋平に「これ、息子」と千秋の写真を見せ、さらに「奥さん、最近旅行行かなかった?」と質問する。おかげで洋平はすべてをわかってしまった。

結果、綿貫家は最悪の事態に。洋平が忍と千秋の関係を悠太にばらしてしまったのだ。庭で洋平と話した後、険しい顔で母を睨む悠太。洋平が何を言ったかは不明だが、笑って息子を見ていた彼の人間性を疑わずにいられなかった筆者である。



綿貫家が危機を迎えている中、千秋は家で漫画に打ち込む。冬子はそんな息子の心にも踏み込んでいく。千秋と忍が車に乗っているのを見たと告げ、「まだおばさん相手に身体売ってるわけ?」と売春に気づいていたのを明かした。息子が身体を売っていると知り、しかも千秋が稼いだお金を使っていたという冬子。「あんたが稼いでくれちゃうんだもん」と悪びれず、もはや魔性を通り越して天性の魔女のよう。フラッパーでわがままかつ情緒不安定な感じを酒井若菜が絶妙に演じている。

家を出ていく冬子の背中が千秋の中で他の女性とリンクする。かつて身体を売った相手=隣の家に住む星宙(榊原有那)の母だ。少年の千秋を自分たちの都合で利用した、こんな大人たちに囲まれてきたのかと思うと、つくづく彼が気の毒になる。

一方、綿貫家は静かに修羅場の空気。夕食に降りてこない悠太に苛立つ忍は、洋平からすべてに気づいていたことを聞かされる。「ごめんね。俺のせいだよね」と平然と言いながらエビフライを食べる彼が、申し訳ないがなんとも薄気味悪い。

朝、忍が声をかけても振り向かない悠太。彼は一連の出来事で一番の被害者であり、無理もないといえる。とはいえ、悠太はさすがに父親程愚かではなかった。ここぞとばかりにすりよってくる洋平を「俺のこと味方につけた気でいる?」とぴしゃりとはねつける。

夕方駅まで迎えに来た忍に対して「まじキモイんだけど」と怒りながらも(これぐらい言う資格は十分にある)、「お母さんの好きにしてほしい」と配慮を見せた悠太。彼が理解あるいい子なのが、このドラマでは本当に救いになっている(だからこそ、なおさら彼を傷つけるべきではなかったと思うけれど)。

もはや、洋平との間にはお互いへの好意もないのを痛感していく忍。そんな中、千秋から新作の原稿が届く。

「焦らないで納得のできるものを描いたほうがいい」と助言した忍に「早くデビューして、先生と一緒になるんです」と宣言していた千秋。彼が送ってきた原稿は「となりのおばさんに買われていました」というタイトル。千秋自身の経験を描いた作品だった。



自分がされたこと、してきたこととちゃんと向き合って前に進む、そのために実家を出ることにした……と知らせてきた千秋と会う忍。場所は以前二人で訪れた水族館だ。そして、「先生は僕が守ります」という千秋に「もう会えない」と忍は告げる。40歳の女性、母親、妻として下した決断だった。

千秋と別れた忍が家に戻ると、玄関に漫画雑誌。そこにはかつて忍が泣きながら書いた離婚届が挟まれていた。自身の署名が入った書類を手にする忍。千秋と一緒になることはなくとも、洋平と離婚する道はありなのかもしれない。

しかし、そんな見ている側の予想を裏切るかのようなことが起きる。洋平が倒れたのだ。

これまでもショッキングな展開で何度も視聴者を驚かせてきた「シジュウカラ」。冬子の魔性、綿貫家の危機、忍と千秋の決別など、6話はまた一段と悲しくも衝撃が続く回だった。その極めつけがラストの洋平。「息してない……」と落胆する悠太の声もあったが、一体彼に何が起きたのだろうか。

※この記事は「シジュウカラ」の各話を1つにまとめたものです。

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(C)「シジュウカラ」製作委員会

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