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2022年05月20日

<インビジブル>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<インビジブル>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第3話ストーリー&レビュー

第3話のストーリー

>>>「インビジブル」第3話の予告をYouTubeで見る

志村貴文(高橋一生)が女性殺害の容疑で逮捕された。間もなく容疑は晴れたが、キリコ(柴咲コウ)によると、女性を殺してショーウィンドウに展示したのは「演出家」と呼ばれるクリミナルズで、遺体をアート作品に仕上げて展示するのが趣味だという。さらに、キリコは「演出家」がすでに次の殺害を請け負っていることを予告し、「演出家」を捕らえる為に志村にある作戦を持ち掛ける。キリコが持ち掛けた危険な作戦に捜査一課課長の犬飼彰吾(原田泰造)は猛反対するが、志村はキリコの作戦に乗ることを決める。

一方、志村とキリコの動向に対して、全てが気になる監察官の猿渡紳一郎(桐谷健太)は、磯ヶ谷潔(有岡大貴)と五十嵐夏樹(堀田茜)の捜査に同行することに。

そんななか、キリコは、知り合いでハッカーのラビアンローズ(DAIGO)に「演出家」の動向を探るように依頼。ラビアンローズからの情報を元に、磯ヶ谷らが現場に向かうが・・・。

第3話のレビュー

女性を殺した容疑で逮捕された志村(高橋一生)。殺された女性のそばでナイフを握った状態で気を失っていたから……ということだが、殺人犯だったとしたら大胆すぎる……。
案の定、志村の容疑はすぐに晴れる。背後から殴られた志村が、車いすに乗せられた状態で連れ出される映像が監視カメラに映っていたからだ(それにしても、気絶から目覚める高橋一生の演技がすごすぎる……)

仕組んだのはキリコ(柴咲コウ)。女性を殺したのは「演出家」と呼ばれるクリミナルズで、請け負った殺人事件で遺体をアート作品として仕上げて展示するのが趣味。趣味が悪い。
キリコが志村を現場に運び込んだのは、作品を「壊す」ことで「演出家」を怒らせる。更に、「演出家」はすでに次の殺人を請け負っていると予言。志村が逮捕されたと知れば演出家を刺激できる……という作戦。もちろん、犬飼(原田泰造)は反対するが、「演出家」を逮捕するには通常の捜査では難しい。
警察はキリコの作戦に乗り、更にハッカーのローズ(DAIGO)から得た情報をもとに「演出家」を追うことになる。

作戦が失敗したらタダじゃすまないと監察官の猿渡(桐谷健太)に脅されるし、キリコには「疑うなら協力しませんけど」と言われるし、志村の心労も大変なものである。
しかし、キリコからの情報で演出家にあと一歩のところまで迫る。一番現場の近くにいた磯ヶ谷(有岡大貴)。しかし、無線を切っていたため駆けつけるのが遅れるという失態を犯したうえ、次の殺人は起こり、「演出家」を取り逃がす。
キリコには呆れられ、警察の威信は丸つぶれ。頭を抱える犬飼。
磯ヶ谷としては、インビジブルの言いなりになっている警察が気に入らなかっただろうし、志村のことも気にいらない。そしてどうせ「演出家」は現れない、という勝手な思い込みと油断。
もう「演出家」は捕まえられない……諦めかけたところで、志村は現場で嗅いだ「甘い匂い」をきっかけに犯人に迫っていく。
また、志村に反発している磯ヶ谷が今回は協力することになる。

クリミナルズ、それまで一切正体がわからない、全て未解決事件になっているから、どこかで「捕まらない」とタカをくくっているのだろうか。追い詰められたときの抵抗に無計画さを感じる。完璧主義の人が多そうだから、予定外のことに弱いのかもしれない。
あと、前回から丸腰の志村がその場にあるものを使って犯人に抵抗するという形になっているのも興味深い。

また気になるのは猿渡の行動だ。監視官としてだけの行動にも見えないし、どんな裏があるのだろうか。
そして今回からキリコの外出が解禁(?)になったのだろうか。彼女の目を惹くおでかけスタイルも注目したい。


※この記事は「インビジブル」の各話を1つにまとめたものです。

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