<インビジブル>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第5話ストーリー&レビュー
第5話のストーリー
>>「インビジブル」第5話の予告をYouTubeで見る3年前の事件にキリコ(柴咲コウ)は本当に関与しているのか・・・。
腑に落ちない志村(高橋一生)は、「インビジブルに頼まれた」と証言した武入(鈴之助)に再び会い、ある確信を得る。
しかし、その武入が検察への護送中に何者かに連れ去られてしまう。
一方、犬飼(原田泰造)は上層部からインビジブルを切るよう指示されていた。ところが、当のキリコは民宿から行方をくらましていた。
やはりキリコと武入はつながっているのか。二人の緊急配備が敷かれる。
志村は、鑑識の近松(谷恭輔)の協力で、ハッカーのラビアンローズ(DAIGO)から、重罪犯を逃がして多額の報酬を得る「逃がし屋」の存在を聞き、武入を連れ去った「逃がし屋」に接近。
そして、また新たに闇に隠れたインビジブルの影がみえてきて・・・。
第5話のレビュー
キリコ(柴咲コウ)が姿を消した。キリコだけではない。3年前の通り魔事件の犯人とされる武入(鈴之助)も護送中に連れ去られてしまう。そして、武入連れ去りを仕組んでいたのはキリコだった。護送中の犯人を奪われるのは警察の大失態(と言うか、インビジブル内では警察が失態続きで心配になる)。
警察内部ではキリコの逮捕を示唆するが、一方で志村(高橋一生)は、武入は真犯人ではない、と言い切り……。
志村はハッカーのローズ(DAIGO)に頼み……いや半ば脅して、キリコの行方を追う。
武入が犯人ではないとしたら誰なのか。果たして本当にインビジブルが安野(平埜生成)の殺害を指示したのか。キリコの支援のもと事件を解決してきたけれど、ただキリコの手のひらの上で踊らされていただけなのか?
でも、志村は半信半疑ではあるけれど、どこかでキリコを信じている部分があるようにも見える。
キリコの居場所を突き止めた志村は真実を問いただす。
キリコが探し出したいのは「キリシマ」という人物。武入も会いたがっている人物だ。「キリシマ」の正体とは、というところで、今度は武入が再び連れ去られる。犯罪者だし、同情すべきところはないんだけれど、こう何度も連れ去られるのは若干不憫である。
キリコと志村は再び手を組んで、武入の行方を追うことに。そんな2人の前に包帯で顔を覆った人物から映像メッセージが届く。
キリコが持っているクリミナルズのリストが入ったデータチップを持ってくれば武入を解放するという。
危険を冒しつつも、データチップと交換で武入を奪取した志村たち。しかし、直後に武入は何者かによって殺されてしまう。驚く志村たちの前に現れたのはひとりの男(永山絢斗)。「キリヒト……」と男に向かって呼びかけるキリコ。
明らかになったのは、「キリヒト」はキリコの弟だということ、そして、本物のインビジブルであるということ。
と、なると、なぜキリコがインビジブルを名乗ったのか、なぜ志村名指しで警察内部に入り込んだのか。キリヒトに対して何がしたいのか。
確かに、キリコにはこれまで登場したクリミナルズと違い、狂気がないように見えた。理性を取り繕っている嘘っぽさがなかった。
少しずつ謎が明らかになっているように見えて、今のところはまだ何も分からない状態だ。物語は中盤に差し掛かったばかり。ここから、インビジブルの本当の目的が明らかになっていくのだろうか。
※この記事は「インビジブル」の各話を1つにまとめたものです。
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