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2022年05月20日

<インビジブル>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<インビジブル>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第7話ストーリー&レビュー

第7話のストーリー

>>>「インビジブル」第7話の予告をYouTubeで見る

捜査一課内にインビジブルと繋がっている人間がいる――。

志村(高橋一生)はキリコ(柴咲コウ)の言葉を心に留め、キリヒト(永山絢斗)の捜索にあたる。

一方、キリヒトはクリミナルズの「シノビ」を使い、暗殺計画を立てていた。次なるターゲットがIT企業のCEO・早坂(横山めぐみ)と睨んだキリコは、志村に早坂のSPになるよう持ち掛ける。彼女を守りながら、内通者に邪魔されずにクリミナルズを調べるためだ。

監察官の猿渡(桐谷健太)が上層部に掛け合い、志村はSPのチームリーダー・神岡(山田純大)指揮のもと早坂の警護にあたることに。そんな中、犬飼(原田泰造)は「シノビ」の犯行と類似した過去の毒物事件や関連機関を調べるよう指示を出す。すると、捜査線上に浮かんだ関係者が次々と事故や不審な死を遂げていて・・・。

第7話のレビュー



今回、焦点が当たったのはキリヒト(永山絢斗)とつながっている警察の内通者だ。

キリコ(柴咲コウ)は犬飼(原田泰造)を疑っているよう。確かに、犬飼なら捜査一課の情報は全て把握している。途端に犬飼の怪しげな行動がフューチャーされて……。一方、志村(高橋一生)は犬飼が内通者だということをあまり信じたくない様子だ。

一方、キリヒトもじっとはしていない。今度は「シノビ」というクリミナルズを使い、IT企業のCEO・早坂(横山めぐみ)を狙う。「シノビ」は比較的、至近距離からターゲットを狙うことから、暗殺場所は限られる。しかし、多忙を極める早坂は行動の自粛を承諾しない。キリコは志村に早坂のSPとして守るように提案する。守るだけではなく、キリコにはひとつの企みがあった。実は早坂はかつてインビジブルの上客だった。上客には特別なコードが与えられる。そのコードがあれば、キリヒトの居場所に迫れるかもしれない……ということだった。

……『インビジブル』の意外なところは、いろんな高橋一生が観られることである(柴咲コウも)。

 もはや、キリヒトとキリコの読み合いのような様相を呈してきた。どちらが先に手を討つか。ただ、姉と弟のケンカにしては人の血が流れすぎている。「シノビ」の犯行だと思われる事件の捜査線上に浮かんだ関係者たちが、警察が接触する前に次々と亡くなっていく。明らかに内通者がいるからだし、どんなことをしても尻尾を掴ませない、という信念を感じる。

確かに、都市伝説だと言われていたぐらいのインビジブルが警察に追われていること自体が異常事態だ。必死になるのも無理はない(まあ、キリヒトの場合、必死というよりはおもしろがっているフシもあるが)。

 しかし、事態は最悪の方向へ。「シノビ」確保のあと、犬飼に呼び出される志村。が、待ち合わせ場所に向かう途中、志村は犬飼が救急車に運び込まれる場面を目撃する。

何か掴んだ様子だった犬飼。口封じのためか……。

このことで、犬飼は内通者の候補から外れた。
怪しさからは猿渡(桐谷健太)だし、意外なところで塚地(酒向芳)という可能性もあるし……さらに、キリヒトは東子(大野いと)に迫っており……。
事態は志村、キリコにとって不利な方に向かっている。

個人的に、犬飼は作中での癒しキャラクターだったのでここでの退場はとても悲しい。

※この記事は「インビジブル」の各話を1つにまとめたものです。

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