<舞いあがれ!・ 航空学校編>8週目~11週目の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
本作は、主人公が東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、空を飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生のストーリー。ものづくりの町・東大阪で生まれ育ち、 空への憧れをふくらませていくヒロイン・岩倉舞を福原遥が演じる。
CINEMAS+では毎話公式ライターが感想を記しているが、本記事では主人公・舞が航空学校に入学した8週目~11周目までの記事を集約。1記事で感想を読むことができる。
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もくじ
・第36回レビュー・第37回レビュー
・第38回レビュー
・第39回レビュー
・第40回レビュー
・第41回レビュー
・第42回レビュー
・第43回レビュー
・第44回レビュー
・第45回レビュー
・第46回のレビュー
・第47回のレビュー
・第48回のレビュー
・第49回のレビュー
・第50回のレビュー
・第51回のレビュー
・第52回のレビュー
・第53回のレビュー
・第54回のレビュー
・第55回のレビュー
・「舞いあがれ!」作品情報
第36回のレビュー
第8週「いざ、航空学校へ!」(演出:野田雄介)のはじまりは、両親を説得した舞(福原遥)が本格的に航空学校受験を目指して勉強をはじめます。大学も2年間は行っていないといけない条件もあるため、大学行きながら勉強もしてバイトをして……と大忙し。舞は人力飛行機のトレーニングもやっていたから体力はありそうです。
大学行くのにかばんを忘れそうになったり、バイト先ノーサイドではティーカップの乗ったトレーを持ったままつんのめってしまったり。ドジっ子描写があって、先週までのしっとりゆったりムードと印象が違う……と思ったら脚本家が変わっていました。「エール」にも参加していた嶋田うれ葉さんです。
制作統括の熊野チーフプロデューサーに筆者がヤフーニュース個人で取材したら、航空学校編は専門用語も多く下調べしたり確認したりする作業が大変なので別のチームにしたと回答をいただきました。
脚本だけでなく制作チーム全体が航空学校編チームになっているとか。それはそれでどんなふうになるのか楽しみです。
確かに現実でも、場所によって、そこにいる人達のムードは違いますから、地元でも田舎でもない、学校とはいえ義務教育や大学とも違う、プロフェッショナルを目指す場所、独特の雰囲気はきっとあるでしょう。
いよいよ受験。両親からはお守りをもらって出かけます。
面接で一緒になったのは柏木(目黒蓮)というしゅっとした人物。ええとこのお坊ちゃんらしく、乗馬が趣味で、面接で専門用語をすらすらと語り、面接官も目をしろくろ。
一方の舞は特技を聞かれても、ピントの合っていない回答をしてしまいます。でも、なぜパイロットになりたいのか、その理由を聞かれると、熱い胸の内を語ります。これには面接官もにこにこ。
面接が終わると、柏木は冷たく、舞に「もう君と会うことはないだろう」といかにも僕と君は住む世界が違うというような発言をしますが、舞が合格し、期待に胸膨らませて宮崎本校にやって来ると、柏木にばったり再会。お約束の展開であります。
目黒蓮さんは現在、恋愛ドラマ「silent」(フジテレビ 木曜10時〜)に出演して、もどかしく切ない恋愛シチュエーションでの演技が魅力的で話題を振りまいています。
「舞いあがれ!」では目下、かなりクールで、滅多に人を悪く言わない舞が「感じ悪い」と言うような人物ですが、それで終わるわけもないのは明白。これからどんな展開が待っているでしょうか。
【朝ドラ辞典 第一印象(だいいちいんしょう)】第一印象は最悪だけど後々、重要な存在になることはラブストーリーの定番。とはいえ、朝ドラではそのパターンは少なめで、直球・ときめきの出会いのほうが多い。「ごちそうさん」のヒロインと相手役は、出会いが最悪のパターンだった。
※この記事は「舞いあがれ!」の各話を1つにまとめたものです。
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