CINEMAS+ライターが選ぶ!<2022年ベスト映画TOP10>


2022年も今日で終わり。CINEMAS+ではライターにアンケートを実施し、「2022年年間ベスト映画」を集計しました。

10位:シン・ウルトラマン

(C)2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 (C)円谷プロ

<ストーリー>

次々と巨大不明生物【禍威獣(カイジュウ)】があらわれ、その存在が日常となった日本。通常兵器が全く役に立たず、限界を迎えた日本政府は、禍威獣対策のスペシャリストを集結し、【禍威獣特設対策室】通称【禍特対(カトクタイ)】を設立。班長に田村君男(西島秀俊)、作戦立案担当官・神永新二(斎藤工)、非粒子物理学者・滝明久(有岡大貴)、汎用生物学者・船縁由美(早見あかり)がメンバーに選ばれ、任務に当たっていた。

禍威獣の危機がせまる中、大気圏外から銀色の巨人が突然現れる。その巨人対策のため、禍特対に分析官・浅見弘子(長澤まさみ)が新たに配属され、神永とバディを組むことになる。

<基本情報>
出演者:斎藤工/長澤まさみ/西島秀俊/有岡大貴/早見あかり/田中哲司/山本耕史/岩松了/長塚圭史/嶋田久作/益岡徹/山崎一/和田聰宏 ほか

監督:樋口真嗣

公開日:2022年5月13日(金)

<CINEMAS+ライターの口コミ>

ウルトラマンは通ってこなかったのですが、すごい面白いな〜!と思いました。ウルトラを知らなくても楽しめる。知ってたらもっと(オマージュとか)楽しめるんだろうなと。

観ていてワクワクした作品であるため。新しいウルトラマンに出会えた。

>>『シン・ウルトラマン』自分もそんな歳になったとき、胸をときめかせて劇場に行きたいと思わせてくれた映画

>>『シン・ウルトラマン』解説|なぜそんなに人間が好きになったのか?

9位:MEMORIA メモリア

Photo: Sandro Kopp (C) Kick the Machine Films, Burning, Anna Sanders Films, Match Factory Productions, ZDF-Arte and Piano, 2021

<ストーリー>
コロンビアのメデジンで農ラン業を営むジェシカ(ティルダ・スウィントン)は、ある明け方、地球の核が震えるような不穏な音が頭の中で鳴り響き、それ以来不眠症になる。ジェシカは病気の妹の見舞いをした際に、病院で考古学者のアグネス(ジャンヌ・バリバール)と知り合った。アグネスを訪ねて人骨の発掘現場を訪れ、やがて小さな村に行き着くと、川沿いで魚の鱗取りをしているエルナン(エルキン・ディアス)という男と出会う。エルナンと記憶について語り合ううちに、ジェシカは今までにない感覚に襲われる。

<基本情報>
出演者:ティルダ・スウィントン/エルキン・ディアス/ジャンヌ・バリバール

監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン

公開日:2022年3月4日(金)

<CINEMAS+ライターの口コミ>

人々の心に余裕がなくなり対話不全により軋轢が生まれてしまう時代。アピチャッポン・ウィーラセタクンは外国語、ダンス、音と様々な言語による冒険を通じて、失われた対話を思い出させる。そんな世界の美しさに涙した。

“音”だけで映画に不穏さを撒き散らし、変態的長回しであっても緊張感を持続させてしまうという、アピチャッポンの荒業。ティルダ・スウィントンの“透明な”存在感。コロンビアの原生的風景がそれを下支えする。アニミズムを超えてもはやSF。

>>【考察】『MEMORIA メモリア』オールタイムベスト級の体験を紐解く

8位:メタモルフォーゼの縁側

(C)2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会

<ストーリー>
うらら、17歳。毎晩こっそりBL漫画を楽しむ女子高生。 雪、75歳。夫に先立たれたひとり暮らしの老婦人。 ある日、ふたりは同じ本屋にいた。うららはレジでバイト。 雪はきれいな表紙に惹かれて漫画を手にとっていた。それがBLだった。

初めての世界に驚きつつも、男子たちが繰り広げる恋物語にすっかり魅了されてしまう雪。 そんなふたりがBLコーナーで出会ったとき、それぞれ閉じ込めていたBL愛が次から次へと湧き出した。 それからは雪の家の縁側にあつまり、読んでは語りを繰り返すことに。そして二人はある挑戦を決意する。

<基本情報>
出演者:芦田愛菜/宮本信子/高橋恭平(なにわ男子)/古川琴音/生田智子/光石研/汐谷友希/伊東妙子/菊池和澄/大岡周太朗

監督:狩山俊輔

公開日:2022年6月17日(金)

<CINEMAS+ライターの口コミ>

え、私、芦田愛菜だったっけ?と思ってしまうくらい、スクリーンの中にオタクの自分がいました。好きだからこそ受け入れられない怖さも、好きを共有できる最っ高の幸せも、あたたかく淡々と紡がれる物語が大好きです。

「好き」に年齢なんて関係ない!「好き」に正直でいたいと思った。

>>芦田愛菜が語る、人間関係のカギと演技への思い『メタモルフォーゼの縁側』

>>『メタモルフォーゼの縁側』 58歳差の甘酸っぱい“青春”がここに


7位:恋は光

(C)秋★枝/集英社・2022 映画「恋は光」製作委員会

<ストーリー>
“恋する女性が光って視える”特異な体質を持つ大学生・西条。恋愛とは無縁の学生生活を送っていたある日、「恋というものを知りたい」と言う文学少女・東雲と出会い一目惚れ、“恋の定義”を語り合う交換日記を始めることに。そんな2人の様子は、西条にずっと片想いをしている幼なじみの北代の心をざわつかせる。さらに、他人の恋人を略奪してばかりの宿木は、西条を北代の彼氏と勘違いし、猛アプローチを開始。

いつの間にか4人で”恋とはなんぞや?”を考えはじめ、やがて不思議な四角関係に…。

<基本情報>

出演者:神尾楓珠/西野七瀬/平祐奈/馬場ふみか/伊東蒼/宮下咲/花岡咲/森日菜美/山田愛奈/田中壮太郎

監督:小林啓一

公開日:2022年6月17日(金)

<CINEMAS+ライターの口コミ>

全く新しい”恋愛”映画でした。

「恋とは誰しもが語れるが誰しもが正しく語れないものである」という言葉、ほんとうにその通りで。恋の再定義という突飛な設定でありつつ、友人たちといろんな言葉や物事や感情の定義について語り合った大学時代を思い出して懐かしくもなりました。登場人物一人ひとりが魅力的で、それぞれハマっていてよかったなぁ。イケメンオーラを消してちょっと偏屈な大学生役の神尾楓珠もよかったし、西野七瀬はかよわくて守られるような女性役の印象があるけれど、幼なじみポジションの自然体なこの役がとても良かった。北代の恋の光だけ見えない理由、そしてラストのシーンには涙でした。

>>『恋は光』『ルビー・スパークス』が教えてくれる“恋愛”のメッセージ<映画でお悩み相談>

>>神尾楓珠の魅力:圧倒的な「シンクロ率」と「青さ」

6位:ちょっと思い出しただけ

(C)2022「ちょっと思いだしただけ」製作委員会

<ストーリー>
怪我でダンサーの道を諦めた照生(池松壮亮)と、その彼女でタクシードライバーの葉(伊藤沙莉)。めまぐるしく変わっていく東京の中心で、何気ないある一日が流れていく。特別な日も、そうでない日もあるが、決して同じ日は来ない。二度と戻れない愛しい日々を、ちょっと思い出す……。

<基本情報>
出演者:池松壮亮/伊藤沙莉/河合優実/尾崎世界観/國村隼(友情出演)/永瀬正敏

監督:松居大悟

公開日:2022年2月11日(金)

<CINEMAS+ライターの口コミ>

過去に遡っていく構成で切なさが際立った気がしました。「ちょっと思い出しただけ」ってあるよなと思ったり。伊藤沙莉のナチュラルな演技がこの映画の中に入り込みやすくなっているポイントかもしれないです。

終わったカップルが、どんどん楽しかった頃に遡るという構成が素晴らしかったです。徐々にお互いを意識し出した「敬語とタメ口が混ざるぐらいの頃」って、恋愛の一番いい頃だよなぁ……と思いながら観てたら、また泣けてきました。最終的に別れることがわかっているので、余計に……。「小劇場演劇の恥ずかしさ」の描き方が絶妙で、この部分は舞台人でもある松居大悟監督だからこそ、描けたのだと思います。池松壮亮と伊藤沙莉は、日本映画界の宝です。

>>『ちょっと思い出しただけ』は恋愛のほろ苦さを追体験できる映画だった <cinemas short>

>><解説>『ちょっと思い出しただけ』×「クリープハイプ」の魅力


5位:すずめの戸締まり

(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会

<ストーリー>
九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんとたたずむ古ぼけた扉。なにかに引き寄せられるようにすずめは扉に手を伸ばす。やがて、日本各地で次々に開き始める扉。その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければいけないのだという。迷い込んだその場所には、すべての時間が溶けあったような空があった。不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”がはじまる。

<基本情報>
声の出演:原菜乃華/松村北斗/深津絵里/染谷将太/伊藤沙莉/花瀬琴音/花澤香菜/松本白鸚 ほか

監督:新海誠

公開日:2022年11月11日(金)

<CINEMAS+ライターの口コミ>

自分自身が被災した当時〜1年後まで、出身地を言うだけで「大変でしたね」と言われることに「え、それいつまで言われなきゃいけないんだろう」って思っていたことがあって。被災者やその周りの人が前を向くことについて考えさせられた作品だった。

死者と向き合うという困難から逃げなかった。新海作品で最も密度ある物語だった。

自分の忘れかけていた3.11を思い出させてくれた作品。君の名はの過去作でも出ていた日本人と震災、人によっては非常にセンシティブな課題を全面に出してきた監督の胆力がすごいと思う。映像の美しさもさることながら、主人公を育ててきた叔母の本音描写が生々しい。遺されて生きぬくことも、生き抜けるように犠牲を払い続ける過酷さも伝わってきて「震災とは何か」を改めて考えさせてくれた。すずめの、本当にダイジンが憎くて仕方なかっただろうに、踏みとどまった理性に拍手を送りたい。

>>『すずめの戸締まり』新海誠監督の優しさが沁みる「10」の考察

>><考察>『すずめの戸締まり』“移動”と“落下”から観る新海誠論

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4位:名探偵コナン ハロウィンの花嫁

(C)2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

<ストーリー>
佐藤刑事と高木刑事の結婚式で乱入した暴漢から佐藤刑事を守ろうとした高木刑事。高木は無事だったが、事態をきっかけに佐藤の瞳には、3年前に松田刑事が殉職した際に見えた死神のイメージが高木と重なって見えていた。
時を同じくして、3年前の事件の犯人が脱獄した。公安警察の降谷零が犯人を追い詰めたものの、謎の仮想人物に首輪爆弾をつけられてしまう……。

<基本情報>
声の出演:高山みなみ/山崎和佳奈/小山力也/古谷徹/高木渉/湯屋敦子/白石麻衣ほか

監督:満仲勧

公開日:2022年4月15日(金)

<CINEMAS+ライターの口コミ>

なんと61回も映画館に通い、これまでの人生の中で1番映画館に通った映画。ストーリー、キャラクター、どれをとってもコナン史上最高傑作だった。私の中で圧倒的No.1!

高木くんが好きなので、まさかの佐藤・高木カップル劇場版メイン回!ということで楽しみに観に行きました。コナン映画は数年に一度しか観られていないのですが、パズルのピースがかっちりハマるみたいな気持ちいい脚本で、毎年このクオリティならちゃんと観にいかなきゃと思いました。(まず、安室さんとコナン・ 警視庁の共闘を描きながらも安室さんの正体を明かさないようにする設定が天才では?と思いました)

脚本・登場キャラともに近年のコナン映画でぶっちぎりの面白さ。アクションもてんこ盛りで爽快感あふれる!

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3位:ハケンアニメ!

(C)2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会

<ストーリー>
連続アニメ『サウンドバック奏の石』で念願の監督デビューが決定した斎藤瞳(吉岡里帆)。だが、気合いが空回りして制作現場には早くも暗雲が立ち込めていた。瞳を大抜擢してくれたはずのプロデューサー、行城理(柄本佑)ですら、ビジネス最優先で瞳にとって最大のストレスメーカー。“なんで分かってくれないの!”。だけど、日本中に最高のアニメを届けたい! そんなわけで目下奮闘中。
最大のライバルは『運命戦線リデルライト』。瞳が憧れる天才・王子千晴(中村倫也)監督の復帰作だった。王子復活に賭けるのは、その才能に惚れ抜いたプロデューサーの有科香屋子(尾野真千子)。しかし、彼女も王子の超ワガママと気まぐれに振り回され、悪戦苦闘していた。
一筋縄ではいかないスタッフや声優たちを巻き込み、熱い想いをぶつけ合いながら、“ハケン=覇権”争いを繰り広げる。その勝負の行方は?アニメの仕事人たちを待つのは栄冠か?果たして、瞳の想いは人々の胸に届くのか……?

<基本情報>
出演者:吉岡里帆/中村倫也/工藤阿須加/小野花梨/高野麻里佳/六角精児/柄本佑/尾野真千子ほか

監督:吉野耕平

公開日:2022年5月20日(金)

<CINEMAS+ライターの口コミ>

モノづくり映画の最高傑作。

仕事を含めて、何かに熱中して突き進む気持ちの熱さを思い出させてくれた。とにかく胸熱!

>>『ハケンアニメ!』注目して観たい「3つ」のポイント

>><吉岡里帆の魅力>泥臭く演じ続ける姿に注目

2位:スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム

(C)2021 CTMG. (C) & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

<ストーリー>
ピーター(トム・ホランド)はミステリオ(ジェイク・ギレンホール)を倒したものの、デイリー・ビューグル紙がミステリオの遺した映像を世界に向け公開。ピーターがスパイダーマンであることが暴かれ、ミステリオ殺害の容疑をかけられてしまう。ピーターは大切な人に危険が及ぶことを危惧し、共にサノスと闘ったドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)に自分がスパイダーマンだと知られていない世界にしてほしいと頼む。しかしドクター・ストレンジが呪文を唱えたところ、時空が歪み、マルチバースの扉が開かれてしまい……。

<基本情報>
出演者:トム・ホランド/ゼンデイヤ/ベネディクト・カンバーバッチ/ジョン・ファヴロー/ジェイコブ・バタロン/マリサ・トメイ/アルフレッド・モリーナ

監督:ジョン・ワッツ

公開日:2022年1月7日(金)

<CINEMAS+ライターの口コミ>

『アメイジング・スパイダーマン2』をオールタイムベストのひとつに選ぶマーベルファンとしては外せない大傑作。ゲストキャラを単なるサプライズとしてではなく、ストーリー上の必然性を持って描いた点が素晴らしい。一人の少年が大人になる「自立」の物語としても秀逸だった。

これまでのスパイダーマンを全て履修した上で鑑賞すると、それはもう涙が止まらない止まらない。ヒーローの「大いなる力」について考えた。

『アメイジング・スパイダーマン2』をオールタイムベストのひとつに選ぶマーベルファンとしては外せない大傑作。ゲストキャラを単なるサプライズとしてではなく、ストーリー上の必然性を持って描いた点が素晴らしい。一人の少年が大人になる「自立」の物語としても秀逸だった。

>>『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ネタバレなし!知ってほしい「マルチバース」の定義や面白さを科学者の野村泰紀先生が解説

>><検証>なぜ日本で『スパイダーマン』だけがヒットし続けるのか?

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1位:トップガン マーヴェリック

(C)2021 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

<ストーリー>
アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、伝説のパイロット、マーヴェリックが教官として帰ってきた。空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと戦うことの厳しさを教えるが、訓練生たちはそんな彼の型破りな指導に戸惑い反発する。その中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に命を落とした相棒グースの息子ルースターの姿もあった。ルースターはマーヴェリックを恨み、彼と対峙するが……。

<基本情報>
出演者:トム・クルーズ/マイルズ・テラー/ジェニファー・コネリー/ジョン・ハム/グレン・パウエル/ルイス・プルマン/チャールズ・パーネル/バシール・サラディンほか

監督:ジョセフ・コジンスキー

公開日:2022年5月27日(金)

<CINEMAS+ライターの口コミ>

予告編見飽きたとか思ってごめんなさい。完璧な続編。完璧なエンターテインメント。4DX SCREENでの鑑賞は人生最高の映画体験。

劇場で映画館を観る喜びを最大級に思い出させてくれてありがとう。

映像もトムクルーズも全てがカッコ良かった。永遠に映画館で上映していてほしい。

>>『トップガン マーヴェリック』考察:“不可能”を“可能”にする男が出したアンサーとは?

>>4DXは『トップガン マーヴェリック』のためにあった。そう言えるだけの「3つ」の理由

ランク外でも……おすすめしたい作品

『バブル』 世間的には賛否両論だけど、圧巻のアクション描写と「マイノリティ」への優しさのある物語が大好きです。

『マイスモールランド』 川和田恵真監督、邦画に素晴らしい才能が登場したと思います。

『ペルシャン・レッスン 戦場の教室』 命がけでニセ言語を教える主人公とそれを覚えるナチス将校。ホロコーストが題材ながらも、他にはないキャッチーな設定で引き込まれるストーリーが良かった。また、それらの要素が綺麗に回収されるラストシーンも見事だった。

『ヘルドッグス』 相変わらず説得力の高い岡田師範のアクション。だけではなく、”ブロマンスもの”としても最高の作品でした。MIYAVIと坂口健太郎も素晴らしく、思い出したら泣けてきました。あと、はんにゃ・金田も! 原作は3部作なので、残り2作も、原田監督、師範主演での映画化を熱望します。

『今夜、世界からこの恋が消えても』 喪失を乗り越えようとする人々の切実さに過去の経験が重なり、溢れる涙が止まらなかった。「死」から「生」を描く「きみすい」の月川監督らしい脚本と若手俳優陣の刹那的美しさを写しとる名手・三木孝浩監督の強みが融合。助演女優である古川琴音の魅力も存分に発揮され、彼女の代表作ともいえるベストアクトが確認できた。




結果はいかがだったでしょうか? 気になっていたのに観ていない!という作品があれば、ぜひ観てみてくださいね。


(文:シネマズ編集部)

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