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「君と世界が終わる日に」シーズン2-6話 感想ー理想と現実の乖離、それぞれの選んだ未来ー|シーズン1全話&シーズン2-6話までのあらすじも


シーズン1-5話の感想&あらすじ(ネタバレあらすじ含む)

第5話の感想

今作は個人的に「地上波ゾンビもの」と捉えているが、作中では「ゾンビ」ではなく「ゴーレム」と呼称されている。あえて呼び名を変えたのには制作陣の意図があるのだろうか。あくまで、感染経路をたどって人から人へ移りゆくウイルスが原因であると強調するためーーそう思うのは尚早だろうか。

「小笠原来美がワクチン精製には不可欠だ」とする首藤の言動や行動も気になるところだ。来美に死なれてしまうと致命的なことになる、と首藤が考えているのは明白。来美はワクチン精製に大きく関わる遺伝子を持っているのだ。

来美に「間宮響は死んだ」と嘘を吹き込み自殺未遂にまで追い込んだ等々力に対し、殺すことをちらつかせながら脅す首藤の様子は鬼気迫るものがある。彼女を死なせないよう細心の注意を払っているに違いない。果たして目的は「ワクチン精製」のみなのか?ゴーレムに侵食されつつある世界を、より陥れようとしているようにしか思えない。

「この世界で生きていくしかない」ーー少しずつ、しかし確実に命が目減りしている状況に置かれ、さすがの響にも疲れの色がみえる。唯一の希望だった横浜への道も絶たれ、一筋の希望にすがろうとするが……。命の輪郭が刻々と浮き彫りになるに従い、生きる気力さえも削がれていくようだ。

せめて、響と来美のふたりが、早く再会できることの祈る。

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第5話のあらすじ



喘息の結月(横溝菜帆)を救うため、危険を冒して薬を探す響(竹内涼真)たち。しかし、忍び込んだ病院からは誰かが持ち去った後のように薬が消えていた……!

響は停泊している安全な船に仲間を残し、ミンジュン(キム・ジェヒョン)と共に別の病院を目指す。その途中、街中でゴーレムに囲まれていた生存者たちを救出する。その中にはなんと、妻子を探しに封鎖ゲートの外から来たという紹子(安藤玉恵)の夫・狛江こまえ(長谷川朝晴)がいた!愛する人が生きていると知り喜ぶ狛江に、響は紹子たちの待っている場所を知らせるが……。

一方自衛隊の駐屯地では、本部との通信が途絶え、自衛隊内部でも混乱が発生。そんな中、首藤(滝藤賢一)はジアン(玄理)と共に“ある計画”を進めていた……。

駐屯地でけが人の対応に当たっていた来美(中条あやみ)の前には、響たちと袂を分かった等々力(笠松将)が現れる。来美が響に宛てた書き置きを見た等々力は、自衛隊に扮して来美を助けに現れたのだが……。密かに来美に思いを寄せる等々力は、来美にとってあまりにも残酷な嘘を告げる……!

その頃、響の仲間たちが待つ船には狛江がたどり着いていた。しかし、再会を喜ぶはずの紹子は、なぜか青ざめた顔で身をこわばらせる……。

そして響とミンジュンは薬を探して辿り着いた病院で、ちょうど到着した自衛隊と鉢合わせる!命がけでわずかな薬を手にし、自衛隊の銃撃から逃げる響たち!だがその時、ミンジュンに銃が突きつけられる……!

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第5話あらすじ(ネタバレあり)

振り返ったミンジュンの先にいたのは、なんと実の姉・ジアンだった。予期せぬ再会に戸惑う二人だが、そこに響が駆けつけ……。響に銃を向けたジアンは、響は首藤にとって“邪魔な存在”だと告げる。響に向けられた銃を蹴り飛ばしたミンジュンは、愛する姉に背を向け、響とともに仲間たちの元へ急ぐ!

一方、等々力から「響は死んだ」と嘘を告げられた来美は、絶望のあまり駐屯地内で姿を消していた。来美が持ち場を離れたことで、ゴーレムに噛まれた自衛官が凶暴化し、幼い愛奈にも危険が迫る!

その頃、響とミンジュンはようやく仲間たちの元に生還。しかし響の脳裏には、道中で見殺しにした自衛官がゴーレムに襲われる姿が焼き付いていて……。極限状態の中、響の中でも正しさの境界が揺らぎ始めていた……。

響を失った悲しみから自暴自棄になっていた来美は、駐屯地内で保護される。その様子を見た首藤は、来美を実験室に連れて行き……。そこにいたのはゴーレム化した愛奈だった!自分のせいで愛奈がゴーレムになってしまったことに責任を感じる来美。首藤は、来美が特殊な遺伝子を持つことから、ワクチン開発のための実験台になることで償いができると自責の念につけ込む……。

そんな中、響たちの元では狛江がゴーレムに噛まれる事件が発生!駆けつけた響に、紹子はわざと狛江を襲わせたと告白し……!実は紹子はDVが原因で1年前に狛江と離婚。狛江は別れた妻子に執拗につきまとっていたのだ。“人殺し”をした紹子に対してどう接するか意見が分かれる中、横浜に着いたら警察に連れて行ってほしいと言う紹子。しかし、狛江を襲わせたのは紹子ではなく、母親を守るための幼い結月の行動だったことが判明!「父親を殺すなんて異常」だという甲本だが、切実な親子の行動を前に、響の中では再び善悪の判断が揺らぐ。響は「俺が責任を持ちます」と告げると、一人、噛まれた狛江のいる船内へ……。

翌朝——— 。響は徐々にゴーレムに変化していく狛江とともに船の中にいた。朦朧とする意識の中で助けてほしいと懇願する狛江。しかし、逆上した狛江がナイフで襲って来て……!決意の表情でナイフを奪った響は、自らの手で、まだゴーレムになりきっていない狛江の息の根を止めるのだった……。

その日、響は仲間たちと横浜を目指して歩き始める。来美と過ごした幸せな日々から変わり果ててしまった現実と自分自身に途方にくれる響。それでも必ず来美を助けに戻ると誓うが……。横浜の封鎖ゲートについた響たちを待っていたのは信じられない光景だった!なんと、安全なはずのゲートの向こうには大量のゴーレムが……!絶望にくれる仲間たち。さらに、結月のぜん息の発作が始まり……。皆が諦める中、響は生き残るため、医薬品のある駐屯地に乗り込むことを決める!

その頃、駐屯地では来美がある覚悟を決める。響の死を受け入れ、大切な指輪を首から外した来美は、首藤の元で医療の進歩に身を捧げることを誓っていた……!

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