「天国と地獄 ~サイコな2人~」最終回までのあらすじ&感想|意味深なセリフ、無茶ぶり設定に翻弄され続けたが、間違いなく今期ナンバー1ドラマだった!
第4話のあらすじ&感想
第4話のあらすじ
日高(高橋一生)がまた猟奇殺人を犯した。人の命が無残に奪われ、その行為に自分の体を使われたことに彩子(綾瀬はるか)は言葉を失う。
翌朝、日高<彩子>は河原(北村一輝)の事情聴取を受けるが、その様子を冷静に見つめる彩子<日高>。聴取後、彩子<日高>と日高<彩子>がやり取りする様子を目撃した河原は、その光景に違和感を覚え、疑惑の目を向ける。
後日、彩子<日高>が捜査本部専用の情報のデータベース化を買って出てきた。一体その目的は?
一方、陸(柄本佑)もまた、彩子の家で発見した“血の付いた防護服”のことで頭を悩ませていた。
証拠不十分で解放された日高<彩子>だったが、コ・アース社では、会社の信頼が失墜しかかっていることを案じた秘書の樹里(中村ゆり)に詰め寄られ、おまけに、頼みの綱だった八巻(溝端淳平)は殺人鬼の彩子<日高>を恐れ、これ以上協力できないと言い出す。
今のままでは自分が殺人犯になってしまうことに絶望的な気分になる彩子。
そんな中、2人に疑いを向けた河原が、事件の目撃者情報をつかんだ様子で…。
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第4話の感想
完全に女性(彩子)にしか見えなくなった高橋一生に、“妖艶”の度が過ぎる綾瀬はるか。
第4話は日高の生い立ちや妹の登場があるも、何が何だかわからない状態は相も変わらず。
どのエピソードも伏線に思えてしまうし、新たな登場人物は真犯人に見えてしまう……。
もはや第2の事件の目撃者、外国人留学生のミンさんすらあやしいと思えてしまうのは私だけだろうか—。
第4話では、いくつかわかったこともある。
・日高はこれまでのイメージとは違い、社員にとっては情に厚い男とされている。
・「次は何番ですかねぇ」の入浴中の発言から、日高自身も次のターゲットについてわかっていない。
・彩子も日高が二重人格なのではないか、それとも共犯者がいるのではと疑っている。
これまでのエピソードや日高の行動を考えれば第三者の関与は大いにある。
しかし、それはまだこの第4話ではまったくと言っていいほどわからない。
さらに、これ以上日高が殺人を犯さないように彩子が詰め寄るシーンでの
「だから、あなただったんですか、そうか…だから私はあなたと入れ替わったんですよ」
という日高のセリフも興味深い。
正義感あふれる彩子が、サイコパスの日高と入れ替わったことは偶然ではなかったということを意味しているのか?
なんとなくこの日高のセリフから、入れ替わったことは今回が初めてではないような気もする。
こんな風に考えれば考えるほど、わけがわからなくなるのもこのドラマの特徴といえる。
こうして推理することも楽しいけれど、純粋にわくわくしながら日曜日を待つのも…うん、悪くはない。
(単純に推理しても途方に暮れるのでやめた人)
個人的にはセク原こと、彩子の先輩・河原(北村一輝)が気になる存在だ。
今回であっさり退場なのかと“セク原ロス”を心配したが、次週の予告でその姿を確認できて期待値がぐんと上がった。いいぞ、セク原!
セク原には次週以降も、あごをさすり、目を細めながら「こいつら、あやしいのぉ」と2人の盗撮を続けてもらいたい。
予告では、「現れる殺人鬼!? 本当の悪魔は誰だ!? 眠っていた正義が動き出す!!」とあるのでいよいよ彩子が本来の性格を発揮し、真実に詰め寄るのか?
コインロッカーの中身やちょこちょこ写るアニメの謎も解けるかも?
第5話も目が離せない展開になりそう。
回を重ねるごとに日高と彩子の共同作業が増えているのもいい感じ。
サイコな二人で早くこのモヤモヤを晴らしておくれ。
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