「天国と地獄 ~サイコな2人~」最終回までのあらすじ&感想|意味深なセリフ、無茶ぶり設定に翻弄され続けたが、間違いなく今期ナンバー1ドラマだった!
第6話のあらすじ&感想
第6話のあらすじ
彩子<日高>(綾瀬はるか)が持ち続けているラブレターのような手紙。その手紙の差出人が今回の事件の手がかりになると読んだ日高<彩子>(高橋一生)は、秘書の樹里(中村ゆり)や妹の優菜(岸井ゆきの)に日高の過去に何か心当たりがないか探りを入れる。
その頃河原(北村一輝)は、連続殺人事件の発端となった3年前の事件で証言をした目撃者を問い詰めた結果、一人の怪しい人物に行きつく。
一方、八巻(溝端淳平)は賭博罪で逮捕した九十九(中尾明慶)から司法取引を持ち掛けられていた。九十九によると、日高が人を殺す日には共通点があるという。
次のターゲットは誰なのか?手掛かりになりそうなことを思いついた日高<彩子>は、陸(柄本佑)に協力を依頼するが…。
第6話の感想
怒涛の伏線回収が始まるのではとワクワクしながら見始めた第6話だったが、ここにきて新たな登場人物が。見終わったあと、これまで以上に頭の中は「ハテナ」で一杯になってしまった。
まずは、セクハラこと河原がたどり着いた3年前の目撃者、戸田一希。
もっとミステリアスな雰囲気を出してくれるのかと思いきや、河原に怒鳴られてあっさり自供。
話したことはそれですべて?
もう登場しない?
なんだかちょっと消化不良。
さらに、「クウシュウゴウ」って誰?
多くの視聴者が試したように私も「空集合」を検索。本当に「∅」が出てきて苦笑してしまった。
まんまと制作側の手のひらで転がされている視聴者の一人だ。
1つだけスッキリしたことがある。
それは、奄美の宿主(酒井敏也)の再登場だ。
第3話で考察した通り、やはり宿主さんからの電話があった。しかし、「あんた、日高さんで間違いない?」というなんとも不思議な質問をする宿主。奄美で日高はある人物に「東朔也」と名乗っていたというではないか。
「朔」という字に「月」という文字が入っていることは、このドラマファンであれば気づいただろう。
「空集合」に続き、「朔」も検索してみたところ、「新月」という意味があるという。
もはやここまでくると声に出して笑ってしまう。
そして、すでに亡くなっている十和田元(またしても漢数字!)の登場も怪しい。
さらには、彩子(体は日高)と八巻の姿を見て去った黒づくめの男が実行犯なのか?
その男と池袋のおっさんは同一人物?
日高が「9」を見ながら「こなかった……」とつぶやいたあたりから考察すると、やはり日高は実行犯ではない? むしろ、実行犯がどこの誰かは知らないのではないかとも考えられる。
そしてなぜ、「東朔也」の死亡届を検索していたのだろうか。
新たな登場人物や日高の行動は理解不能であったが、ここにきて八巻もなんだか怪しいと感じてしまった。
彩子から見せられた日高の犯行動画に「うわぁーー!まじで殺しているじゃないですか」と携帯を落としてしまうほど驚く八巻。警察官だったらここまで大きく動揺するだろうか。彩子と日高の入れ替わりに早々に気付いた八巻だったが、ここまで警察官「らしからぬ」行動がいくつもあり、若干の違和感が残る。
もしかすると、八巻も誰かと入れ替わっていて実は警察官ではない? とさえ思えてきてしまった。
「ハテナ」だらけの第6話だが、考察と混乱の繰り返しはもはや心地がいいとさえ思える。
次週予告では、日高の両親も登場か。
珍しく弱音を吐く日高の姿も。
また覆されてしまうとはわかっていても、考察を繰り返しながら一週間を過ごそうと思う。
とりあえず、久米さんご夫婦がご無事でなにより。
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