「天国と地獄 ~サイコな2人~」真実の徹底考察|最終回まで毎週ネタバレで更新!愛をテーマにしたドラマだったとは……
第9話終了時点での考察&あらすじ
第9話終了時点での考察
どうやら東朔也=黒幕、真犯人、実行犯であることは間違いなさそうだ。9話終盤ギリギリまで新たな黒幕の可能性を探りながら見ていたが、久米の息子を殺害したのも東であることは確実のようである(日高の乳歯を誤って落としてしまったことから、それが知れる)。たまたま清掃に入った家で漫画をみつけ、自分のやりたいこと(復讐)と合致し、膵臓がんのせいで余命短いからこそ自暴自棄になってしまったのか。すべてのタイミングが合致してしまったからこその、連続殺人であったのか。こうなると日高は実行犯ではなく、兄をかばって後処理を担当していただけにすぎない。兄が捕まらないよう配慮しながら、あわよくばどこかのタイミングで止めようとしていた。これまでの伏線はしっかり回収され、物語は綺麗にまとまろうとしているようにも思えるが……。
すっかり影の薄くなってしまった九十九。最後の最後で黒幕として登場する展開を予想していたけれど、どうやらその線はなさそうだ。八巻も違うだろう。そうなると、俄然怪しくなってくるのは陸である。遡ってみると、望月と知り合ったのも本当に”偶然”だったのだろうか?たまたま警察官と知り合い、家まで送り届け、ハウスキーパーとして家に常駐するようになる。仮に陸がすべての黒幕だったとしたら、情報収集するのにこれほど適した環境はないだろう。
そして何よりも、陸は早い段階から師匠である東朔也と繋がっていた。すべてを把握しながら上手く立ち回っていた、ということは考えられないだろうか?
このまま”美しき兄弟愛”をテーマとして閉じるには惜しい気がしてならない。最後の最後まで視聴者を驚かせる仕掛けがある……とどうしても勘ぐってしまう。陸が黒幕説を提唱しつつ、次回の放送を待ちたい。
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第9話のあらすじ
歩道橋から転がり落ちた彩子<日高>(綾瀬はるか)と日高<彩子>(高橋一生)。
警察は、連続殺人事件への関与が濃厚な日高陽斗と東朔也に緊急配備をかける。その東朔也=師匠は日高の双子の兄で、陸(柄本佑)ととある場所に向かっていた。
一方、河原(北村一輝)は捜査一課とは別に単独行動に出て…。
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