「天国と地獄 ~サイコな2人~」真実の徹底考察|最終回まで毎週ネタバレで更新!愛をテーマにしたドラマだったとは……
第7話終了時点での考察&あらすじ
第7話終了時点での考察
前回から今回にかけて、一気に物語が動いた。ジム会員の個人情報を売買していた戸田一希、個人情報の買い手だと思われる「クウシュウゴウ(∅)」=十和田元、十和田元と繋がっている東朔也。幼い頃の日高に手紙を送った、いわゆる「歩道橋の彼女」と思われていた戸田一希は、おそらく個人情報を売っていただけでキーパーソンではないだろう。十和田元に関しても、現在は亡くなっている。件の漫画を保持していたことからまったくの無関係ではないが、その漫画を持ちだしたのは東朔也で間違いなさそうだ。
陸が師匠として慕い、かつて避難場所を提供してくれたり、コインロッカーを探す手伝いをしてくれたりなど、至るところで手を貸してくれた人物。その彼こそが東朔也なのではないかと、集まる情報が物語り始めている。東朔也の右掌にはほくろがあるという情報から、陸自身がそれを確かめようとするが……右掌を隠す包帯を確認しようとしたところで、7話が終わってしまった。
師匠=東朔也であり、日高の双子の兄であることは、ほぼ間違いなさそうだ。しかし、おそらく物語はそこでは終わらない。ここであらためて注目したいのは九十九の存在である。いったんは違法ギャンブルをしていた罪で警察に捕まってしまった彼だが、果たしてそこで終わるだろうか……?
「日高は新月の晩に人を殺す」とリークしたのは彼である。なぜ彼がこの情報を知っていたのか?犯罪の詳細、そして漫画の存在を知らなければ、ああも自信たっぷりには言えないはずだ。少なくとも「新月の晩に人が死ぬ」事実こそ、事件の鍵に繋がっているのかもしれない。
もしかしたら、日高双子の中身はあるタイミングで入れ替わっているのではないか。東朔也は日高陽斗として生き、日高陽斗は東朔也として生きた。生活環境が天と地ほども変わったことで、東朔也<日高陽斗>が逆恨みし、双子の片割れに犯罪の片棒を担がせたのでは……?
こういった予想もまた、次回には大きく裏切られるのだと思うと、悔しくも楽しみでならない。
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第7話あらすじ
彩子<日高>(綾瀬はるか)は身元不明の遺体の中から「東朔也」という人物を探していた。日高<彩子>(高橋一生)と河原(北村一輝)もその名前にたどり着くが、事件とのつながりは見えてこない。一体何者なのか──。
陸(柄本佑)からの情報を手掛かりに、殺人の共犯かもしれない「クウシュウゴウ」が現れるのを待って、歩道橋で張り込む日高<彩子>。しかし、やって来たのは彩子<日高>で…。
ある日、日高<彩子>のもとに、息子が記憶喪失になったと聞いて心配した父・満(木場勝己)から連絡が入る。妹の優菜(岸井ゆきの)と実家へ行った日高<彩子>は、満から日高に関する意外な過去を聞かされるのだった。
そしてその頃、誰にも発見されていない新たな犠牲者が──。
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