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2021年03月22日

「天国と地獄 ~サイコな2人~」真実の徹底考察|最終回まで毎週ネタバレで更新!愛をテーマにしたドラマだったとは……

「天国と地獄 ~サイコな2人~」真実の徹底考察|最終回まで毎週ネタバレで更新!愛をテーマにしたドラマだったとは……


第3話終了時点での考察&あらすじ


第3話終了時点での考察




このドラマの重要なキーワードである「月と太陽の伝説」。入れ替わりに関係する重要なシヤカナローの花は実在せず、作中では「サガリバナのことなんじゃないか?」と言及されている。奄美大島に咲くサガリバナは夜の間にだけ花を開き、朝になると地面に落ちてしまうのだそう。

夜にしか咲かない花ーー日高が連続殺人を行ったのも夜、ふたりが入れ替わったのも満月の夜だった。嫌でも関連を疑ってしまう。

「どうしたもんですかねえ、これから」ーーやはり日高は自分の意思で殺人を行っているわけではなさそうだ。入れ替わり自体が故意であるか偶然であるかは判断しかねるが、今後の見通しが立っていないことにいささか立ち回りを迷っている風である。

陸橋の上に高々と掲げられた「4」という数字を見るや否や、「そうですか。……終わりじゃなかったんですか」と一言嘆く日高。連続殺人は終わっていない。指示を出しているのは誰なのか?黒幕は単独か、複数か?何をもって連続殺人は終わるのだろうか……。

「4」と描かれたペンキ文字を消している陸に怪しさが倍増するが、あからさまに怪しそうに見せていることから、視聴者向けへのフェイクだと思われる。便利屋のバイトとして、間接的に後処理を手伝わされているだけの可能性が高い。ペンキ文字を消す依頼そのものを日高がした線もあるが、「俺はラッキーだな」と呟いていたことからそれも考えにくい。そうなると、ますます九十九の存在が怪しく見えてくる。

なんともショッキングな終わりを迎える第3話。まだ終わらない連続殺人を遂行すべく、日高は望月の身体のまま動いた。なにがなんでも殺人は行われなければならない。少なくとも、日高にとっては譲れない理由がある。それを紐解いていくのが、このドラマの鍵になりそうだ。


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第3話あらすじ




彩子(綾瀬はるか)と日高(高橋一生)の魂が入れ替わったことに八巻(溝端淳平)が気づいた。味方ができた日高<彩子>は、藁にもすがる思いで今後どうするかを八巻に相談する。

まず急がなければいけないのは、日高が捨てた革の手袋を河原(北村一輝)ら警察よりも先に手に入れることだ。もしも手袋から日高の指紋と被害者のDNAが検出されれば、自分が捕まってしまう。

そこで、警察が手袋を見つけた段階で、八巻がこっそり別の手袋とすり替える作戦を立てる。入れ替わってもなお日高を捕まえることを諦めない彩子。しかし、彩子<日高>はそんな日高<彩子>の考えなど見抜いていたようで…。

警察では、河原が拾得物の中から革手袋を集めていた。そして、集まった大量の手袋を鑑識部屋に持ち込むと、そこにはなぜか彩子<日高>の姿が。鑑識の新田(林泰文)を手伝いに来たというが、はたして真の狙いは…。

そんな中、「太陽と月の入れ替わり伝説」に出てくるシヤカナローという花を見つければ、自分も元に戻れるかもしれないと考えた日高<彩子>は、その伝説が言い伝えられている奄美大島へと渡る。そして、その奄美で日高に纏わる意外な足跡をつかむ。

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