「天国と地獄 ~サイコな2人~」真実の徹底考察|最終回まで毎週ネタバレで更新!愛をテーマにしたドラマだったとは……
第4話終了時点での考察&あらすじ
第4話終了時点での考察
第4話の時点で、筆者のなかで九十九黒幕説がだいぶ濃厚になりつつある。少なくとも日高の単独犯ではなく(実行犯である可能性は残されているが)、裏で殺人の指示を出している人間がいる。それが九十九、または九十九&八巻(+陸)のグルか。そうなると、陸は事情を知らず間接的に手伝わされている可能性もありそうだ。
九十九黒幕説が強まったのは、日高と望月が対峙し「お互いに地獄へ行こう」と睨み合っているシーン。凄まれた日高はしみじみと「だからあなただったんですね」「だから私は、あなたと入れ替わったんですよ」と告げるーー。入れ替わること自体も、入れ替わる人間も、第三者に指定されているのではないか?殺す人間も自分で選んでいないのではないか?
これまで殺してきた人間には数字を連想させる字が入っている。その点から考えると、「望月」には「月」の字が……。月と太陽の伝説になぞらえているのか?望月と入れ替わることは最初から仕組まれていたことだったのではないか。
もう一点気になることがある。日高が15歳の頃、近所に変わり者のおじいさんが住んでいた。周囲から嫌われていたそのおじいさんを、日高は「案外悪い人じゃないよ」と言って助けてあげていたという。毎日通っていたにも関わらず、ある日風邪を引いてしまった日高はおじいさんの家へ行けなかった。その日に限っておじいさんは階段の上から足を滑らせ転落してしまったらしい。
この時、最初の入れ替わりが起こったのではないか?
元々サイコパスでシリアルキラーなのは、この変わり者のおじいさんだった。日高少年はこのタイミングでおじいさんの身体に入ってしまい、そのまま頭の打ち所悪く亡くなってしまった。おじいさんは日高少年の身体へ入り、そのまま新しい人生を生きた。こう考えると、厳密に言えば元の日高はすでに亡くなっていることになる。
次回、黒幕のヒントが明かされそうだ。1話にしか登場しなかった九十九が、ここにきて再登場となるのだろうか?
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第4話あらすじ
日高(高橋一生)がまた猟奇殺人を犯した。人の命が無残に奪われ、その行為に自分の体を使われたことに彩子(綾瀬はるか)は言葉を失う。
翌朝、日高<彩子>は河原(北村一輝)の事情聴取を受けるが、その様子を冷静に見つめる彩子<日高>。聴取後、彩子<日高>と日高<彩子>がやり取りする様子を目撃した河原は、その光景に違和感を覚え、疑惑の目を向ける。
後日、彩子<日高>が捜査本部専用の情報のデータベース化を買って出てきた。一体その目的は?
一方、陸(柄本佑)もまた、彩子の家で発見した“血の付いた防護服”のことで頭を悩ませていた。
証拠不十分で解放された日高<彩子>だったが、コ・アース社では、会社の信頼が失墜しかかっていることを案じた秘書の樹里(中村ゆり)に詰め寄られ、おまけに、頼みの綱だった八巻(溝端淳平)は殺人鬼の彩子<日高>を恐れ、これ以上協力できないと言い出す。
今のままでは自分が殺人犯になってしまうことに絶望的な気分になる彩子。
そんな中、2人に疑いを向けた河原が、事件の目撃者情報をつかんだ様子で…。
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