「天国と地獄 ~サイコな2人~」真実の徹底考察|最終回まで毎週ネタバレで更新!愛をテーマにしたドラマだったとは……
第10話終了時点での考察&あらすじ
第10話終了時点での考察
完全に、これまでの予想全ハズレ!……だったけれど、最初から最後まで楽しませてくれたドラマだった。これまでも日曜ドラマは「半沢直樹」や「あなたの番です」など傑作を放送してきており、今回の「天国と地獄」もご多分に漏れずその仲間入りで文句なしだろう。
それにしても……最後の最後まで期待してしまった。陸が黒幕で、あっと驚くドンデン返しがあることを……!ちょいちょい怪しげな表情をするのは、やはりフェイクだったのか。望月のために健気に働き、必要なときに必要なヒントをすくい上げ、最後には華麗に去る……。もしかして、一番良い男だったのでは?疑って本当に申し訳ない!と平身低頭、平謝りしたい。
八巻や九十九も一枚噛んでるのではないかと想像していたけれど、九十九はさておき八巻も最後まで良い奴だった。振り回され、巻き込まれ、踏んだり蹴ったりだったろうが……いの一番に彼が日高/望月の入れ替わりに気付かなければ、早々に望月は危ない目に遭っていただろう。陸と同様、八巻も影の功労者として拍手したい。
日高はサイコパスではなかった。どこまでも家族思いで、会社の仲間思いで、兄思いだったのだ。最後には自ら罪をかぶろうと躍起になっていたけれど、入れ替わったことにより人柄が知れたからこそ、望月も最後まで彼を信じ行動した。これは愛をテーマにしたドラマだったのだ……「世界の中心で、愛をさけぶ」や「白夜行」を手がけてきた森下佳子が描きたかったテーマは、全編とおして”愛”だったのかもしれない。
それにしても、ああ、楽しかった!日曜の放送を楽しみに待つ生活ともお別れか……と思いかけたが、次クールも心躍るドラマが待っている。まだしばらくは楽しめそうだ。
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第10話あらすじ
日高(高橋一生)が逮捕された。「絶対に助ける」と日高に告げた彩子(綾瀬はるか)だったが、何もできないまま河原(北村一輝)によって彼の取調べが始まる。東(迫田孝也)と行動を共にしていた陸(柄本佑)も事情を聞かれるが、彩子のことを心配しながらも複雑な心境でいた。
連続殺人事件の主犯は誰なのか、真相にたどりつけない警察。彩子は真実を明らかにするため、行動に出るが…。
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