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「青天を衝け」血洗島・青春編 感想集



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「青天を衝け」パリ編、感想・解説集へ

2021年2月14日より放送開始となったNHKの大河ドラマ「青天を衝け」。

吉沢亮が主演を務め、新しい1万円札の顔にも採用された渋沢栄一の幕末から明治の激動の時代を描いていく。

NHK連続テレビ小説「風のハルカ」「あさが来た」などの大森美香さんが脚本を担当。

天保11(1840)年、豪農の家に生まれた栄一は、幕末の動乱期に尊王攘夷思想に傾倒するが、江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜との出会いで人生が大きく転換。慶喜の元、幕臣としてパリに渡って、株式会社や銀行の仕組みを学ぶ。

その後、大政奉還を受け帰国、明治新政府に仕官され、日本の近代化に向けて奔走。33歳の時に辞表を出して民間人へと転身。実業家として、実業界を引退する1916年(栄一76歳)まで、近代日本の礎を築き上げることに貢献していく。

もくじ

・第1話のあらすじ&感想

・第2話のあらすじ&感想

・第3話のあらすじ&感想

・第4話のあらすじ&感想

・第5話のあらすじ&感想

・第6話のあらすじ&感想

・第7話のあらすじ&感想

・第8話のあらすじ&感想

・第9話のあらすじ&感想

・第10話のあらすじ&感想

・第11話のあらすじ&感想

・第12話のあらすじ&感想

第1話のあらすじ&感想

第1話のあらすじ

武蔵国血洗島村(現在の埼玉県深谷市)で養蚕と藍玉作りを営む農家の長男として生まれた栄一(子役・小林優仁)。

人一倍おしゃべりの剛情っぱりで、いつも大人を困らせていた。

ある日、罪人が藩の陣屋に送られてきたことを知った栄一は、近くに住むいとこの喜作(子役・石澤柊斗)らと忍び込もうとたくらむが…。

一方、江戸では、次期将軍候補とすべく、水戸藩主・徳川斉昭(竹中直人)の息子、七郎麻呂(子役・笠松基生)を御三卿の一橋家に迎え入れる話が進んでいた。

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第1話の感想


「どうして怒りは敵なのか?」ーーそう子どもに聞かれたとき、即答できるだろうか。

渋沢栄一の子ども時代は、とても”強情っぱり”に描かれている。両親が出かけると知れば「何がなんでもついていく!」と駄々をこね、行方をくらますのは日常茶飯事。辛抱が足らないと父親から説教をされている間でさえ、いちいち口を挟む始末だ。

減らず口で人騒がせな幼少期の渋沢栄一。しかし、文字の読み書きをいち早く覚える記憶力の良さや、友人の宝物である櫛が川に流されてしまったときに我先に飛び出す心の優しさも持ち合わせている。幼少期の栄一を演じる小林優仁の愛らしさは見ていて飽きない。

1話の冒頭、成長した渋沢栄一が徳川慶喜に対し「私を使ってください!」と直談判しに行ったシーンからも、幼少期からの気の強さは変わらず残っていることがうかがえるだろう。徳川慶喜と渋沢栄一の出会いは、確実に今の日本の姿に影響しているーー「なぜ怒りは敵なのか?」と違和感をもった彼が、日本を変えようと奮起した原動力は、まさに怒りだったのではないだろうか。

囚われの身である高島秋帆と栄一が言葉を交わす終盤。「皆がそれぞれ自分の胸に聞き、動かねばならんのだ」と諭す高島の声が胸に迫る。この時代も、今の日本も、ひとりひとりが自身の頭で考え、答えを見つけねばならないのは一緒だと思うのだ。人に答えを聞くのでもなく、責任から逃れることばかりを考えるのではなく、自分の胸に聞く。

渋沢栄一の物語が始まった。これから一年、”自分で選ぶ生き方”を学ぶときが来たのかもしれない。

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