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2021年11月07日

<真犯人フラグ>1話~10話までの解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<真犯人フラグ>1話~10話までの解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第8話ストーリー&考察

第8話のストーリー


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凌介(西島秀俊)に届いた真帆(宮沢りえ)と林(深水元基)の密会写真。同じものがネット上でもみるみる拡散され、炎上。一星(佐野勇斗)は炎上に気づき、河村(田中哲司)に連絡。凌介を心配した河村は、林への接触を試みる。

マスコミは、真帆が不倫していたと半ば決めつけて報道。世間のバッシングの対象は真帆と林に移り、凌介は不倫された夫として同情されるように。しかし凌介は瑞穂(芳根京子)に、真帆の不倫はありえないと断言。真帆を強く信じている凌介を前に、失踪が真帆の計画の可能性もあると睨む瑞穂と一星は2人の関係を調べ始める。

一方、密会写真を撮った人物が犯人の可能性が高いと睨んだ阿久津(渋川清彦)と落合(吉田健悟)は、撮影者に心当たりがないか林に尋ねる。林は婚約者の茉莉奈(林田岬優)と会い、事情を説明しようとするが、ぷろびん(柄本時生)が現れて…!?

週刊追求編集部では、真帆が凌介と別れるために誘拐事件を偽装したという説が持ち上がる。「不倫相手の林に片棒を担がせているのでは」という言葉に、思わず編集長の立場を忘れて真帆をかばう河村。そんな中、真帆の実家がマスコミに取り囲まれ、凌介は外に出られなくなった両親のため駆けつける。住愛ホームも釈明会見を開き、事態は収拾されたかに見えたが…。
夜道を一人家路につく瑞穂は、誰かにつけられていると気づく。振り返るが誰もいない…。必死に走って逃げるが、追いつかれ――!?


第8話の時点での考察

真帆(宮沢りえ)と林(深水元基)の間に不倫疑惑が持ち上がった。ホテルのエレベーターから二人が降りてきている写真が、凌介の元にだけではなく、SNSを介して広まってしまう。すぐさま凌介の元へ弁解に来る林。「不倫は絶対にない」と頑なに主張した。

河村(田中哲司)からも林に揺さぶりがかけられるが、主張が覆ることはない。「(話すのは)不倫の件以外でもいいですよ」と意味深な言葉で追い討ちをかける河村だが、林が口を開くことはなかった。

警察の調べにより、例の写真が撮影されたのは、相良家失踪事件から2ヶ月半も前だということが判明。初めてアップされたのは匿名の掲示板だったという。つまり、この写真を撮ってネット上に流出させたのが、相良家をさらった犯人である可能性が高いのである。



真帆の不倫疑惑が広く報道されるにしたがって、少しずつ凌介に同情の目が集まるようになった。亀やん急便の職員たちも総出で凌介を励まそうとする。微笑ましいやり取りにほっこりできる、このドラマでは貴重なシーンだ。

屋上で話す瑞穂(芳根京子)と凌介。真帆の不倫を微塵も疑っていない凌介、「妻のことを一番よくわかっているのは僕だから」と自信満々である。果たして夫婦の間に「完全にわかり合えている状態」なんて、あり得るのだろうか。真帆からの視点では、まったく違った景色が見えていそうだ。

そんな矢先、流出した写真を見ながらニヤつく菱田朋子(桜井ユキ)。やはり、怪しい……。サッカー教室の山田コーチが、なぜか篤斗(小林優仁)が着ていた10番のユニホームを取り寄せ「もう隠しきれません」と弱音を吐く。その時も「シーーー……ですよ?」と口止めをしていた。色っぽくてドキッとしてしまう。

菱田の暴走は止まらない。またもや相良家に乗り込み、「真帆から不倫についての相談を受けていた」と告白。証拠もあるはず、と言いながら探しまわったところ、彼女が見つけたのはDNA鑑定にまつわる書類……。

もしや、光莉(原菜乃華)や篤斗は凌介の実の子供ではないのだろうか?



林の元に送られてきた(もしくはSNS上に流出した)もう一枚の不倫疑惑写真の存在により、おそらく真帆&林の不倫は決定的だ。相良家の新居工事が再開されることを知った時の林の表情、紙袋に入った異物を必死で探していたこと、何を以てしても彼は怪しすぎる。

作中で言われていたように、菱田と林の共犯説だと考えたら辻褄が合うが……。そうなると、瑞穂への疑惑は完全に晴れたことになるのだろうか?

筆者が気になるのは、亀やん急便に何度も電話を寄越していたクレーマー・バタコの存在だ。葬儀屋に勤めている本木陽香(生駒里奈)といい、事件には直接関与していないのに怪しさが満点すぎる。今後、急に存在感を増してきそうで、怖い。


※この記事は「真犯人フラグ」の各話を1つにまとめたものです。

→怪しいママ友:菱田朋子役「桜井ユキ」単独インタビュー

→元記事はこちら

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