<花嫁未満エスケープ>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第11話ストーリー&レビュー
第11話のストーリー
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深見(浅香航大)と別れ、地元に戻ったゆう(岡崎紗絵)は在宅でできる縫製の仕事をしながら母親のサポートをしていた。
とある日、病室に行くと尚紀(中川大輔)がお見舞いに来ていた。別れたことを話せていなかったため、母親が尚紀に連絡をしていたという。看護師に呼ばれたゆうは医師から母親の容体が良くないことを聞かされる…。
そんなゆうを見兼ねた尚紀は、母親に心配をかけさせないため、偽装結婚をしようと提案し…
第11話のレビュー
©︎「花嫁未満エスケープ」製作委員会すれ違いが生じた深見(浅香航大)とついに別れ、母の看病をするために地元に戻ったゆう(岡崎紗絵)。
在宅でできる縫製の仕事をしながら、自宅と病院の往復の日々。
とある日、病室を訪れると、そこには尚紀(中川大輔)の姿が。
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二週連続登場しなかった尚紀、満を持して登場!歓喜!!
まだ尚紀と付き合っているもんだと思いこんでいる母が、尚紀に直接「お見舞い来て来てー」とラフに連絡していたらしい。
対して尚紀も「行く行くー」とラフに返し、はるばる田舎までやってきたというわけだ。
いくら付き合っていた期間が長いからって、ここまで母親と彼氏の仲が良くなってくれるのは彼女としては嬉しい。……彼女としては、の話だが。
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一見元気そうな母だが、すでに癌が全身に転移しており、持ってあと半年と宣告されてしまうゆう。
ひたすらに沈むも、母との思い出に浸りながら涙が止まらない。
どうやら本人も、生命の終わりの儚さに気付いているようだ。
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そのことを察した尚紀は、母を安心させるための”偽装結婚”を提案。
さすがの尚紀ももうゆうへの気持ちは落ち着いているようで、あくまでも母のためだと主張する。
嘘を付くのはやはり気が引けるが、母の喜ぶ顔を見ると、そんな気持ちも吹っ飛んでしまう。
「屋根裏部屋にある、桐の箪笥の一番下の引き出し。帰ったら開けてみて。」
母からそう告げられ、タンスの中を覗いてみると、そこには父と結婚したときに着たというドレスが納められていた。
自らの手でリメイクし、唯一無二のドレスが完成していくにつれて、母の容態も悪化していく。
ゆうのドレス姿を目に焼き付けて、母は息を引き取った。
人生の中で最も過酷と言ってもいい日々を、ゆうと一緒に乗り越えてくれた尚紀。
「じゃあ、本当に結婚する?」
実はまだゆうのことを諦めきれていない尚紀は、思わず本音を口にする。
付き合っている当時はいろいろ思うところもあったが、傍から見てもやっぱりこのペアがベストなのではないかと感じてしまう。
でも、ゆうと尚紀が戻ることはもうない。
二人、それぞれの道を生きていく。
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しかし、尚紀の顔ってあんなに凛々しかったっけ。
惚れ直さなかったゆうの決意、見習いたい。
裁縫の仕事を通して、デザイナーを目指すことに決めたゆうは、もう一度東京に戻ることを決意する。
©︎「花嫁未満エスケープ」製作委員会
帰京後、亜衣(松村沙友理)から「これ見ました?」と送られてきたとある記事。
そこには、深見の姿があった。
一瞬で、深見との記憶が蘇る。
東京に戻ってきた今、ゆうは深見に対してどのような行動を取るのだろうか。
どう考えても、到底うまくいくとは思えない二人。
やはり深見の片思いでこの恋は終了するのではないかと予想する。
次週、いよいよ最終回。
ゆうの恋の行く末を、そっと見守りたいと思う。
※この記事は「花嫁未満エスケープ」の各話を1つにまとめたものです。
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