<花嫁未満エスケープ>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第8話ストーリー&レビュー
第8話のストーリー
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尚紀(中川大輔)の家に置いたままにした荷物を取りに来たゆう(岡崎紗絵)。すると、荷物が入っている段ボールの中から見慣れない箱と手紙が出てくる。箱を開けてみると、そこには3年前のゆうの誕生日の日付とイニシャルが刻印されている婚約指輪が入っていた。そして手紙には、今までのゆうに対する気持ちが書かれていて……。
そんな尚紀からの想いに思わず涙するゆうは、指輪を捨てることができず持ち帰ってきてしまい……。
第8話のレビュー
©︎「花嫁未満エスケープ」製作委員会「じゃあ平日の昼間に来てよ」
「俺いないし」
「部屋の鍵開けておくから」
尚紀(中川大輔)からのメッセージを見て、同棲していた部屋に置いたままにした荷物を取りに来たゆう(岡崎紗絵)。
仮にも5年間も一緒に住んでいた部屋。楽しかったあの頃、ダブルベッドを買おうとした思い出が頭をよぎる。
振り払うようにして荷物の整理を進めていると、見慣れない青い箱が。
そう、尚紀が3年前にプロポーズしようとしたときに購入していた指輪だ。
それだけでなく、尚紀からの手紙も添えられていた。
手紙を読んで、初めて知る尚紀の思い。
「ゆうちゃんが店長になったあの日、この指輪を渡してたら、俺の花嫁になってくれた?」
©︎「花嫁未満エスケープ」製作委員会
「もう、遅いよ……」
ゆうの台詞と視聴者の気持ちがここまでリンクしたことはないだろう。
尚紀と戻るつもりはない。でも、やっぱり忘れられるわけがない。
情だけの問題じゃないんです、これは。
©︎「花嫁未満エスケープ」製作委員会
尚紀と深見(浅香航大)は、会社でエンカウントしてしまう。
元カレと今カレが仕事で関わっているなんて、当人たちにとってもゆうにとっても不都合すぎる現実だ。
「俺、もう全部伝えたので」
そう告げられた深見は、どこか不安になり、その夜、仕事終わりのゆうを待ち伏せる。
……これまた、賛否分かれそうな行動だ。
©︎「花嫁未満エスケープ」製作委員会
帰り道、ショーウインドウに飾られた指輪に目を引かれるゆうを見て、深見は「会社に忘れ物をしたから先に帰ってて」と言いつつ、サプライズで指輪を購入して帰宅する。
帰宅して、クローゼットの奥に指輪を隠そうとしたところ、見覚えのない青い箱が。
だが、さすがの深見も察しがつく。
……ゆうってば、なぜこんなわかりやすい場所に隠してしまったのだろうか。
うまくいっているはずなのに、どこか交わっていない二人。
ゆうが見つめなきゃいけないのは、深見。そんなことはわかっているはずなのに。
意を決して、尚紀からの指輪を捨てるゆう。そう、これでいい。これでいいはず。
次の休みに買い物に行こうと提案する深見。
お目当ては、皮肉にもダブルベッド。尚紀との思い出がかすかに残る、ダブルベッドだ。
©︎「花嫁未満エスケープ」製作委員会
深見からの提案を受け入れられず、結局敷布団を購入した二人。
敷布団の中で二人イチャイチャしていると、気付けば、ゆうの左手薬指には指輪が。
尚紀に対する自分の姿と、ゆうに対する深見の姿を重ねてしまうゆう。
自分のことを大事にして欲しい。でも、深見は自分のためにやっているんだと主張する。
「俺の幸せは、ゆうが幸せであることだから」
嬉しいはずなのに、どこか複雑なのはなぜだろう。
「ゆうにとっての幸せって、なに?」
私にとっての幸せってなんだろうーーなぜか深く考え込んでしまうゆう。このまま深見と結婚する未来が、どうも見えていないようだ。
※この記事は「花嫁未満エスケープ」の各話を1つにまとめたものです。
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©️「花嫁未満エスケープ」製作委員会