<花嫁未満エスケープ>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第5話ストーリー&レビュー
第5話のストーリー
>>>「花嫁未満エスケープ」の画像をすべて見る
ゆう(岡崎紗絵)は尚紀(中川大輔)からのキスを避けてしまい、二人はギクシャクしてしまう…。タイミングの問題だと自分の言い聞かせるゆうは、同僚からのアドバイスもあり、レスの解消を前向きに取り組もうとしていた。
仕事を終え家路につくゆうは、路肩に停まっていたタクシーから酔っ払っている尚紀が降りてくるのを見かける。声をかけようとした瞬間、タクシーの中からマミ(美山加恋)が降りてきて、尚紀にキスをするのをゆうは目撃してしまい…
第5話のレビュー
©︎「花嫁未満エスケープ」製作委員会尚紀(中川大輔)からのキスをとっさに避けてしまったゆう(岡崎紗絵)。
なぜなのか、ゆうにもわからない。が、傍から見れば要因は一目瞭然だ。
「タイミングの問題なのかな……」と漏らす美沙(小林涼子)の言う通り、タイミングの問題ではないと言い切れる。
どこかで、着実に、尚紀から心が離れているのだろう。そしてその原因は、ずばり深見(浅香航大)にある。
それにしても、尚紀への減点ポイントはかさむ一方。
「じゃあさ、次はゆうちゃんのタイミングできてよ。俺はいつでも大丈夫だから」……尚紀だけが原因じゃないにしても、セックスレスという状況でのこの台詞、あまりにも投げやりすぎない?
そんな尚紀に思いを寄せるマミ(美山加恋)のアプローチは引き続き炸裂。
まぁ、自分に気があるとわかっているのに二人で飲みに行く尚紀もどうかとは思う。しかも「結婚は急いでいない」と公言しちゃうあたり、いくらなんでも隙がありすぎる。「俺のこと奪ってくれてもいいよ」と言っているようなものですよ、やれやれ。
神様は意地悪なもので、間の悪いタイミングばかり起こってしまうもの。
飲み帰りの尚紀とマミを偶然見かけたゆうは、つい先日接客したマミの姿を見て驚く。
ゆうの姿に気付いたマミは、とんでもない行動に出る。
「わたし、まずは二番目でもいいですよ」と、尚紀のネクタイをぐいっと引っ張り唇を重ねたのだ。
「花嫁未満エスケープ」の美山加恋が、「中学聖日記」の吉田羊、「婚姻届に判を捺しただけですが」の清野菜名に次ぐ”ネクタイぐいキス”伝説を残すことになるとは……!
強気で積極的なマミ、いいじゃないですか。賛否両論あるとは思うが、著者は超推します。
©︎「花嫁未満エスケープ」製作委員会
後日、さらに間の悪いタイミングが起こってしまうことになる。
尚紀の会社の先輩の結婚式の二次会に、ゆうだけではなく深見も呼ばれていた。
ゆう・尚樹・マミ・深見……四角関係を巻き起こしている4人が、ついに集結してしまったのだ。
「次は返しませんから」ーー優しくも力強く宣戦布告する深見、「気付いてますよね?わたしの好きな人が誰なのか」ーー直接対決となってもなお一歩も引かないマミ。
好きな人を思うライバルの闘争心に、図らずとも心打たれる。
みんな!「好きな人にはパートナーがいるし……」と、諦めている場合じゃない!!
そして、唯一ほっこりできた、お久しぶりなゆうと深見の2ショット。
やはり、深見と話すときのゆうは心からリラックスしているように見える。
©︎「花嫁未満エスケープ」製作委員会
深見と話す中で、なにも変われていない自分に気付くゆう。
そんなゆうにそっと近寄り、深見が繰り出した秘技・”ほっぺムギュ”。
残念ながらキスはしていないものの、マミの”ネクタイぐいキス"より100万倍威力ある……これは、浅香航大パワーによるものなのか……。
マミほど狼になれない深見は、自分の行動はこれでよかったのかと、ぶつけようのないやるせなさを抱える。
でも、それでこそ深見。どこまでも実直にしか生きられないのだ。
©︎「花嫁未満エスケープ」製作委員会
ゆうと深見の仲睦まじさを目の当たりにして、さらに嫉妬心が燃える尚紀。
ここでようやく、ゆうがあることに気付く。
深見に嫉妬する尚紀、マミに嫉妬しなかったゆう。
それは「信じてるから」ではなく、「好きじゃないから」なのだと……。
ゆう、ついに自身の本心に気付いた模様。
停滞気味だった四角関係、ここから一気に加速しそうな気配だ。
※この記事は「花嫁未満エスケープ」の各話を1つにまとめたものです。
→元記事はこちら
→目次へ戻る
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
©️「花嫁未満エスケープ」製作委員会