<逃亡医F>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第10話ストーリー&レビュー
第10話のストーリー
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治療を終えた妙子(桜庭ななみ)を「バイオネオ」から奪還した藤木(成田凌)たち。
いまだ妙子の意識が戻らない中、佐々木(安田顕)は藤木たちを捕まえようと血眼になっていた。
一方、藤木たちに、筋川(和田聰宏)から長谷川(桐山照史)が留置所で殺されたと連絡が入る。筋川と共に長谷川の妻・浩子(大後寿々花)に会いに行った美香子(森七菜)は、長谷川が遺したUSBを発見。烏丸(前田敦子)は、その中のデータが佐々木(安田顕)の秘密裏に行った違法な臨床試験に関係あると推理する。
そんな中、ついに妙子が目覚めた……!言葉にならない気持ちを共有し合う藤木と拓郎(松岡昌宏)。
そして、佐々木は留置所内の長谷川を殺したことで警察や政府の協力者たちに見放され、逆に逃亡せざるを得ない状況となっていた。佐々木は幹(堺小春)に、「DDSη(イータ)」と「ガイスト」、そして藤木の血液サンプルを守るよう言い渡す。
一連の事件について説明するべく、警察に出頭する覚悟を固めた藤木だったが、そこに佐々木から連絡が入る。
ついに、追い詰められた佐々木との最終対決。逃亡の果てに掴んだ、驚愕の真実とは!?
第10話のレビュー
逃亡医Fが最終回を迎えた。
ついに「フェロー、フェロー、わったしのフェロー」も聞き納めだ。
そして、最終回は藤木(成田凌)が天敵の佐々木フェロー(安田顕)を助けることになるとは……。
妙子(桜庭みなみ)をバイオネオから救出した藤木たち。
妹の姿を心配そうに見つめる拓郎(松岡昌宏)や美香子(森七菜)。
筋川(和田聰宏)から、長谷川(桐山照史)が留置所で殺されたと聞かされ、筋川と美香子は長谷川の妻の浩子(大後寿々花)に会いに行く。
浩子の病室には生前、長谷川が遺してくれていた佐々木の大罪の証拠があった。
しばらくして妙子が目を覚ました。
藤木と拓郎は妙子に抱きつき大喜び。
意識が戻った妙子は兄のお手製のカレーをバクバク食べながら、自分が飛び降りることになってしまった経緯をすべて話した。
佐々木が警察に捕まりそうになると、そこに佐々木の部下のこずえ(堺小春)の姿が。
こずえのお陰で佐々木は逃げることに成功したが、今度は佐々木の逃亡生活が始まった。
初回、佐々木に涙をすすられたこずえ。
嫌で泣いているのかと思っていたが、まさかこんなにも強く佐々木のことを想っていたとは……。
ぶっ飛んではいたが、初回から最終回まで重要なキャラクターだった。
ついに逃亡中の佐々木と対峙した藤木と拓郎。
ガイストとDDSηを自分のものにしたかった佐々木。
最後は追い詰められると、自殺を図り瀕死の状態に。
結果、藤木が最後に手術をした相手は佐々木だった。
最後にガイストとDDSηを手にしたのは京子。
後半、何度も藤木を助けてくれたが、ガイストとDDSηのデータを海外の会社に破格の値段で売ったらしい。
そして、妙子を屋上まで攻め立て、屋上から落下させる原因を作った自分の手下の男も京子は最後に殺している?
何気に一番の悪は京子だった。
藤木と妙子は「楽しい記憶だけ脳の奥に入ってしまって、思い出せない」というナゾの後遺症に悩まされていたが、2人は楽しそう。
ラストシーンは美香子が元の職場で新人教育をするシーン。
森七菜が演じた美香子の立ち位置が途中、わからない時があった。
しかし、この物語に登場する人物たちの心を動かす重要な役であった。
天真爛漫な笑顔に視聴者も救われたのではないだろうか。
「逃亡医F」は、初回の放送があまりにも衝撃的で、最終回までどんな展開になるのか想像がつかなかった。
とはいえ、結果的にうまくおさまった感がある。
(京子の罪だけはモヤっとするが)
しばらくは安田顕の姿を見たら、頭の中であの歌が流れてしまいそうで怖い。
いろいろな意味で楽しませてもらったドラマだった。
出演者の皆さま、制作スタッフの皆さま、本当にありがとうございました。
(文:シネマズ編集部)
※この記事は「逃亡医F」の各話を1つにまとめたものです。
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