<逃亡医F>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第2話ストーリー&レビュー
第2話のストーリー
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逃亡中の雪山で滑落した藤木(成田凌)。地元の少年・健太(白髭善)に発見された藤木は、山麓の喫茶店店主・香川(升毅)の車に乗せられ、病院へと運ばれる。身元がバレることを恐れ、診察を拒む藤木の前に現れたのは、なんとギプスをした美香子(森七菜)! 藤木の冤罪を信じる美香子は、藤木が持っていた地図の情報を頼りに、力になりたいと駆けつけたのだ……。2人が駆け落ちだと早とちりした香川は喫茶店の2階を仮住まいとして提供する。
そんな中、藤木は、香川の店に荷物を預けている登山客の中に亡き恋人・妙子(桜庭ななみ)の共同研究者・都波(酒向芳)の名前を見つける。都波こそ、藤木が探していた事件の鍵を握る人物。妙子は殺される直前、藤木に、自分に何かあったら都波教授に会うよう言い残していた……。
その頃、刑事の筋川(和田聰宏)の弱みにつけ込み捜査に介入する拓郎(松岡昌宏)は、都波が研究で出張中と聞き、藤木と都波がどこかで待ち合わせをしていると推測。さらに、妙子の部屋の遺品整理をしていた自称友人の烏丸(前田敦子)に違和感を感じ、身辺を洗おうとする。
一方、香川の喫茶店に、健太の父・松田(林泰文)が、勤務先のローカルテレビ局のアナウンサー・島崎(馬場ふみか)と共に取材許可を取るべく訪れる。息子・健太の持病のせいで急な休みを取ることが多い松田は、生意気な島崎の尻に敷かれ、いいように使われているが……。店を手伝う藤木の正体が指名手配犯であることに気づいた松田と島崎は、スクープ映像を撮ろうと画策する……。
夕方。都波を探していた藤木は、ジョギングしている健太に鉢合わせる。急に咳が止まらなくなる健太を心配し、診察する藤木だが、持病があるせいで自分が両親の負担になっていることに悩む健太は、自分を患者のように扱う藤木に怒り出す……。病名を尋ねる藤木に、健太は「313」とだけ告げ、その場を去る。
そこに、スクープを狙う島崎が現れる! 島崎は、喫茶店の取材のふりをし、こっそり藤木を撮影しようとする……! 逃亡を決意した藤木だったが、助けを必要とする患者が現れる!それは、自分を救ってくれた少年・健太だった!
第2話のレビュー
天才的なオペ技術を持つ脳外科医、藤木圭介(成田凌)が恋人の研究医・八神妙子(桜庭ななみ)を殺害したと疑われ、逃亡するところからはじまった同ドラマ。初回の平均世帯視聴率が8・4%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)と2桁には届かなかったが、まずまずのスタートを切った。
第2話のストーリーは、雪山で圭介のことを助けてくれた難病指定の少年との出会いからはじまる。前回の放送で出会った海洋観測士の沢井美香子(森七菜)も命の恩人である圭介を追って雪山へ。そこで喫茶店を営む香川(升毅)の店の2階で圭介と美香子は居候することに。一方、妙子の兄の拓郎(松岡昌宏)は圭介が犯人だと思い込んでおり、執拗に圭介の行方を追っていた。
物語の後半で圭介を助けてくれた少年の様態が急変すると、設備が整っていない雪山の粗末な小屋で急遽オペをすることに。メスの変わりに包丁を手にした圭介は見事なオペで少年の命を救ったのだった。
前回同様、あまりにも無謀な展開にツッコミどころは満載だった。
ブラック・ジャックのような圭介を支える美香子は、もはやピノコにしか見えない。
手術中になぜか歌謡曲をかける圭介に、逃亡犯という自覚はあるのだろうか……。
妙子の兄のガラがあまりにも悪すぎて演じる松岡が気の毒になるほど。
とはいえ、中毒性をはらんでいるのは間違いない。
初回の放送でかなりのインパクトを残した安田顕演じる佐々木。
第2話では一瞬も姿を見せてくれず、残念に思ったのはきっと筆者だけではなかったはず。
予告を見る限り、第3話では電気ドリルを手にする圭介の姿が……。
斧、包丁、電気ドリル、ではその次は?
圭介は最終話までどれだけの人を奇想天外な方法で助けていくのだろうか。
やはり目が離せないドラマであることには間違いなさそうだ。
※この記事は「逃亡医F」の各話を1つにまとめたものです。
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