<逃亡医F>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第8話ストーリー&レビュー
第8話のストーリー
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都波(酒向芳)の死に大きな衝撃を受けた藤木(成田凌)は、筋川(和田聰宏)の自宅で妙子(桜庭ななみ)の遺骨と対面。拓郎(松岡昌宏)と美香子(森七菜)は藤木を心配するが、立ち止まっている暇はないと行動を開始する。
佐々木(安田顕)との接点となる長谷川(桐山照史)から情報を探ろうと、彼の妻・浩子(大後寿々花)に会いに行ったものの、妊娠中の彼女に何も言い出せない藤木と拓郎。
一方、都波が自分のデータについて言い遺した「マメノサカ」について調べていた美香子は、それが古書店の名前だと突き止める。
古書店で都波が取り置きしていた本から、「DDSη(イータ)」の研究データと研究日誌を手に入れる藤木たち。カセットテープに妙子が残したデータの復元に成功し、「DDSη」のデータは完全なものになった。
同じ頃、長谷川は佐々木と手を切る道を模索していたが、難病に侵された浩子を救うためには佐々木の協力が不可欠だと問い詰められ、それ以上踏み込むことはできない。
研究日誌を読んでいた美香子から、「DDSη」を実際に投与された“被験者”がいた可能性を指摘され、自分が一昨年に手術を受けたことを思い出す藤木。その時に「DDSη」が投与されていたと仮定し、データを完全にするためには藤木本人の身体を検証する必要があると佐々木に思い込ませることができれば、彼の陰謀を暴くことができるかもしれない。
佐々木に接近するために長谷川に会いに行く藤木と拓郎。しかし「DDSη」のデータを長谷川に奪われてしまう。3人はもみ合いになるが、その最中、浩子が倒れた!
逮捕される危険を犯して浩子を救うか、それとも……。藤木は究極の選択を迫られることになる……!!
第8話のレビュー
都波(酒向芳)は息絶える前、藤木(成田凌)たちにたくさんのヒントを与えてくれていた。
それをもとに藤木、拓郎(松岡昌宏)、美香子(森七菜)は動き出した。
そして、佐々木(安田顕)と接点のある長谷川(桐山照史)に接触を試みると、妊娠中であり、重病を抱えている長谷川の妻、浩子(大後寿々花)の姿が。
長谷川が佐々木側についた理由を知った藤木。
長谷川に対して怒りが収まらない藤木と拓郎だったが、目の前で倒れた浩子を放っておくこともできない。
浩子は苦しみながらも「藤木先生、私たちの息子を救ってください。お願いします」と藤木に懇願した。
一方で、長谷川は藤木でも手術は難しすぎて、できるわけがないと全否定。
しかし、この言葉に間髪いれず「できます。天才に任せればいい」と自身満々の藤木。
またもや逃亡していることを忘れて、大きく出てしまったが大丈夫なのか?
相変わらず視聴者をハラハラドキドキさせてくれる。
藤木と長谷川の手によって無事に赤ちゃんが誕生。
涙を流して喜ぶ長谷川に
「そうやってその子を抱きかかえている間、その子にとってお前の腕の中がすべてだ。
そして、その手で都波さんを殺したことも忘れるな」
と、言い放ってオペ室を後にした。
いくら妻と子供の命が大切だとはいえ、都波の命を軽くみていた長谷川。
悪い人ではないが、命に対する価値観が医者とは思えない。
だからこそ、藤木の言葉は胸に刺さっただろう。
しっかりと命の重さを再確認してほしい。
次週の予告をみると、その長谷川自身の命も危ない?
ラストシーンで登場した京子(前田敦子)の口から
「妙子、生きてる」
と衝撃的な一言が。
妙子(桜庭ななみ)は死んだと思い込んでいた藤木と拓郎は凍り付いた。
やはり京子は藤木たちの味方なのか?
いよいよ、次週は佐々木フェローとの直接対決!
早く藤木から「逃亡医」のレッテルが外されることを望む。
※この記事は「逃亡医F」の各話を1つにまとめたものです。
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