<逃亡医F>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第6話ストーリー&レビュー
第6話のストーリー
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「困った時は都波さんとあわせて…」という妙子(桜庭ななみ)の言葉に従って都波(酒向芳)に会いに行った藤木(成田凌)。しかし、美香子(森七菜)と都波が拓郎(松岡昌宏)と共に行動していることを知り、一旦モー(中村蒼)たちが暮らす廃団地に戻ることに。
その頃廃団地では、別棟に住む日本人ホームレス ノムさん(六平直政)、ネクタイ(宮崎吐夢)たちによる外国人労働者への嫌がらせが激化していた。
一方、藤木は妙子が烏丸(前田敦子)に託したという謎のカセットテープのある部分が気になり、機械に詳しいモーに相談する。廃団地に現れた烏丸にもカセットテープについて質問を投げかけるが、答えは出なかった。自分は味方だという烏丸にとりあえずうなずく藤木。その様子を見た烏丸は自分が疑われていることを察する。
そんな烏丸を美香子、都波と共に尾行してきた拓郎は、廃団地を正面突破しようとするが、外国人労働者たちによって拘束される。美香子が藤木に情報を流していたのだ。探していた都波とようやく出会えた藤木。そして事件の真実を突き止めるために拓郎の協力を求める。
そんな中、モーたち外国人労働者たちに日本人ホームレスたちが襲いかかる。そこで藤木は、外国人労働者を守ろうとした拓郎が怪我を隠していることを見抜く……! 果たして藤木は、自らを執拗に追い詰めてきた拓郎を救うのか!?究極の選択を迫られる――。
そしてついに、妙子が遺したカセットテープの謎が明らかになり藤木たちの運命を大きく左右することになる……!!
第6話のレビュー
第6話を視聴—。
佐々木フェロー(安田顕)の部下、幹こずえ(堺小春)の 「フェローフェロー、私のフェロー」が頭から離れない。
インパクトのある役を演じたのは堺小春。
初回で佐々木フェローに涙をすすられたシーンから著者は釘付けなので、少し調べたら……な、なんと堺正章氏の次女だった。
存在感はお父様譲りか。なるほど! 妙に納得だ。
第6話では佐々木フェローのために、研究データ「DDSη」を手に入れたこずえ。
次週、こずえの入手したデータが事件を握る大きな鍵となりそうだ。
そして、第6話ではストーリーが大きく動いた。
拓兄(松岡昌宏)の怪我を藤木(成田凌)が治療したことによって歩み寄れたからだ。
無鉄砲で無茶苦茶な男というイメージが強かった拓兄。
実は妹(桜庭ななみ)の死によってかなり傷心していたことが藤木に伝わったシーンは泣けた。
2人とも同じ思い、そして真犯人を突き止めたいという共通の意識が芽生えたので、今後は2人で真犯人を追い詰めていくだろう。
とにもかくにもこの2人に妙子(桜庭ななみ)が生きていることを教えてあげたい。
早くしないと佐々木フェローとこずえに焼却処分されてしまうからだ。
ドラマがスタートする前は、完全にシリアスでずっしりと重い作品だと思っていた。
が、ここまで観る限り、良い意味でトンデモ感が満載。
とはいえ、藤木の医師としての想いや周りの登場人物の少しいい話が丁寧に描かれており、引き込まれる作品といえる。
第7話以降は影の薄かった藤木の後輩、長谷川(桐山照史)が本性を出しそう。
公式ホームページの長谷川の人物紹介には「妻が重い病気を患っている」とある。
この事実が今後、物語にどう関係してくるのか。
「フェローフェロー、私のフェロー」と口ずさみながら、次回の放送を待ちたいと思う。
※この記事は「逃亡医F」の各話を1つにまとめたものです。
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