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2022年02月07日

<逃亡医F>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<逃亡医F>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第7話ストーリー&レビュー

第7話のストーリー



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藤木(成田凌)が身を隠していた廃団地で、モー(中村蒼)たち外国人労働者とホームレスの日本人たちが騒ぎを起こした。通報を受け現場に駆けつけた警察官をホームレスたちはなだめようとするが、血の気の多い外国人労働者たちが応戦してしまい、警察官は応援を要請。藤木と拓郎(松岡昌宏)は、外国人労働者たちやホームレスを連れて団地から脱出する手段について考えを巡らせる。

しかし、自分だけ助かろうと我を失ったホームレスのノムさん(六平直政)が藤木を突き飛ばし、藤木のお腹に鉄筋が突き刺さってしまった! パトカーが廃団地を取り囲む中、自らの負った傷を手術することになる藤木。拓郎は刑事の筋川(和田聰宏)から警察を刺激しない時間稼ぎの方法を聞き出す。拓郎からの提案で立てこもり犯を演じることになる美香子(森七菜)。そんな中藤木は、鏡などその場にあるものを駆使して、痛みと戦いながら鉄筋を引き抜く手術を開始する。

一方、都波(酒向芳)を襲撃して、事件の鍵を握る研究データ「DDSη」を手に入れた幹(堺小春)は、昏睡状態の妙子(桜庭ななみ)を焼却処分しようとするが、そのデータは不完全だったことが判明。烏丸(前田敦子)は、怒りに震える佐々木(安田顕)にあるアイデアを提案する。そんな中、廃団地を抜け出した都波と合流した長谷川(桐山照史)は、研究データを巡って都波に迫り…!?

自衛隊時代の後輩・今野(山根和馬)を呼び出し、廃団地から脱出する方法を探る拓郎。警察官の突入まで残り10分を切り、状況の厳しさを察知したモーは自分たちを置いて逃げるよう申し出るが、藤木は全員で脱出すると主張する。しかし、警察に阻まれた藤木たちを助けるために、ホームレスとモーたち外国人労働者らは自らがおとりとなって警察に向かう……!
仲間の犠牲を伴う中、藤木は無事に団地を脱出して、都波と再会することができるのか……!?

第7話のレビュー



冒頭からネタばれをしてしまうが、都波教授(酒向芳)が死んでしまった。
当初、敵か味方かわからない立ち位置だった都波だが、息途絶える前に藤木(成田凌)に重要なメッセージとデータを残してくれていた。

頭を殴られたり、燃やされそうになったりと散々な目にあっていた都波。
何度もバチッと目を開けるシーンが続いたので「都波教授は不死身か」と安心していた。

しかし、ラストシーンでは目を開けることはなかった……。
都波の死は藤木や美香子(森七菜)、拓郎(松岡昌宏)にも大きなショックを与えていた。
都波を助けられなかった藤木は、声をあげて泣いていた。

このドラマの醍醐味の手術シーン。
今回はなんと藤木が自らの体にメスを入れることに。
身を隠していた外国人労働者たちが住む団地のいざこざに巻き込まれた藤木は、突き飛ばされた時、腹部に鉄筋が突き刺さってしまったのだ。
その場にあるものを使って自らを手術する藤木。
まるでブラックジャック……。

初回から怪しさ満点だった、烏丸(前田敦子)だが、妙子(桜庭みなみ)が焼却処分をされそうになったときに全力で阻止。
もしかしたら藤木サイドの人間なのかもしれない。

逆に、ここまであまり出番のなかった藤木の後輩医師、長谷川輝彦(桐山照史)が佐々木フェロー(安田顕)の内通者だとわかり、ストーリーは大きく展開。
藤木に電話ばかりしている役どころと、名前からSNSでは「TEL彦」と話題に。
公式Twitterにも、

“#電話ばかりしているからTEL彦と呼ばれてるじゃねぇか”

とツイートされており、視聴者を楽しませてくれている。

予告を見る限り、次回はどうやらこの「TEL彦回」になりそう。
最後までTEL彦は藤木を裏切り続けるのか?
それとも、佐々木に利用されているだけなのか?
まだまだ目が離せない。


※この記事は「逃亡医F」の各話を1つにまとめたものです。

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