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2022年02月07日

<逃亡医F>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<逃亡医F>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第9話ストーリー&レビュー

第9話のストーリー



妙子(桜庭ななみ)が生きている……。烏丸(前田敦子)の言葉に、藤木(成田凌)と拓郎(松岡昌宏)、そして美香子(森七菜)は激しく動揺する。
しかも、妙子が開発した「DDSη(イータ)」と、佐々木(安田顕)が開発した新薬「ガイスト」を併用しなければ、脳に損傷を受けた妙子を救うことはできないという。そして、死の危険を伴う副作用を持つ「ガイスト」の臨床試験を巡って、佐々木と妙子が対立していたことを聞かされる。

藤木は長谷川(桐山照史)を筋川(和田聰宏)のアパートに呼び出し、皆んなで妙子奪還作戦を練る。
そして藤木は、妙子を佐々木から奪い返すために、正面突破で佐々木に会いに行くことを決意。
死の危険がある副作用を持つ「ガイスト」を、無毒化する方法に気付いたと佐々木に揺さぶりをかけ、「ガイスト」の提供を交渉する。一世一代の勝負で交渉を持ちかけた藤木に佐々木は「バイオネオ」の中で妙子の治療を行うという条件で「ガイスト」の提供を認める。
その会話をきっかけに、藤木は「ガイスト」を無毒化する方法に、本当に気付くのだが……。
その方法が佐々木にバレてしまったら、妙子も藤木も“処分”されてしまう! 果たして藤木たちは、妙子を救い出すことができるのか!?

第9話のレビュー



京子(前田敦子)の「妙子(桜庭みなみ)、生きてる」という衝撃の一言で終わった第8話―。

藤木(成田凌)、拓郎(松岡昌宏)そして、美香子(森七菜)は言葉を失っていた。
京子の協力のもと、藤木が佐々木フェロー(安田顕)と対峙をすることに。

相変わらずなんでも舐める佐々木フェローのシーンに視聴者は大騒ぎだ。

「このご時世、落ちた眼鏡を舐めるのは止めたほうがいいよ」

「やっぱり舐めた、フェローは基本なんでも舐める」

なかには、

「ヤスケンって変な役の演技うますぎ」

「ヤスケンさん、清々しいほど気持ち悪い」

安田顕の緩急自在な演技は、もはやこのドラマにとって無くてはならない。

ドラマ開始当初はかなりアクの強かった“拓兄”の変わりようにもびっくりだ。
バイオネオの外で

「こんなに近くにいるのに……妙子のためになんの力にもなってやれない」

なんともしおらしい発言ではないか。
以前の拓兄であれば、ビルを破壊してでも妙子を救いに行きそうなものなのに……。

そして、長谷川(桐山 照史)は佐々木の部下の幹(堺小春)に殺されてしまったのだろうか。
鈍器を振り回したり、注射したりと恐ろしい存在の幹。

この幹を演じる堺や、拓兄の自衛隊時代の後輩、今野(山根和馬)の存在は、控えめながらも作品の中で光っている。
個人的に、昔からファンであった山根の姿を同ドラマで見つけた時にはテンションが上がった。
山根自身、Twitterにも

「困った時の今野、呼ばれたら少しだけ活躍します」

とあるが、まさに拓兄や藤木は今野にどれだけ助けられたことか……。

DDSηと佐々木が開発した新薬「ガイスト」、そして、藤木の血液で果たして妙子は目覚めるのか。

ドラマ前半は少々無茶な設定に驚かされたが、後半はシリアスなストーリー展開で楽しませてもらった。

次週は最終回。
藤木の逃亡は無事に「終止符」を打てるのだろうか。

しっかりと見届けたい。

※この記事は「逃亡医F」の各話を1つにまとめたものです。

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