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2022年02月07日

<逃亡医F>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<逃亡医F>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第5話ストーリー&レビュー

第5話のストーリー


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犬のジェシカの命を救った後、警察の追跡を逃れて八王子にたどり着いた藤木(成田凌)。彼は、長谷川(桐山照史)に連絡して2日後に都波教授(酒向芳)が参加するシンポジウムが帝都医大で開かれると聞き、シンポジウムへ行く決意をする。
2日後まで身を隠す場所を探していた藤木は、廃墟となった団地を見つける。藤木は、団地の一角でひそかに営業する外国人向けの食料品店で食料を買う。団地の敷地内にある公園のベンチで眠ってしまった藤木。

すると、食料品店から後をつけてきた女性・チュンヤンが藤木のカバンを盗もうとする! 藤木が目を覚まし、逃げるチュンヤン。藤木は、彼女の足にチアノーゼが出ていることに気付く。血管か循環器系の疾患を疑って藤木が診察しようとするものの、チュンヤンは逃亡。チュンヤンを追いかけた藤木は、彼女の仲間の外国人たちに囲まれる……。
リーダー格のモーはチュンヤンを守るため、これ以上事を荒立てないようにと藤木に告げる。藤木と外国人たちの間に緊迫感が高まる中、チュンヤンが倒れてしまう!

藤木は、チュンヤンを診察。藤木がチアノーゼになる原因となる疾患はないかと尋ねると、チュンヤンは心当たりがないと答える。藤木から病院に行くことを勧められても、一同は拒否。モーたちは、不法滞在者だった。藤木は、無実の罪で警察に追われていることを伝える。藤木が一緒にいると自分たちも捕まってしまうと恐れるモーたち。藤木は、彼らの過酷な身の上を知る……。

一方、拓郎(松岡昌宏)は美香子(森七菜)とともに、筋川(和田聰宏)と都波教授の行方を追う。筋川と都波教授は、拓郎を襲った雀荘の店員・吉見(寺井義貴)と前田(趙珉和)に拉致されていた。吉見は拓郎に、筋川たちの身柄と引き換えに金を要求する。拓郎は後輩の自衛官・今野(山根和馬)を呼び出し、筋川と都波教授の救出を手伝わせることに。美香子は、藤木の携帯電話が拓郎の手元にあるとは知らず、状況を知らせるメールを送り続ける。拓郎は美香子と今野を連れて、筋川と都波教授が拉致されている場所に突入し……! 藤木は、モーたちのために尽力する。そんな中、烏丸(前田敦子)が藤木の前に現れる! シンポジウム当日。チュンヤンのことが気になりながら、都波教授に会うべく帝都医大へ向かう藤木。その途中、藤木はチュンヤンが再び倒れたと知らされ……!?

第5話のレビュー



どうしても目の前に患者がいると、自分の立場を忘れて助けてしまう天才外科医、藤木圭介(成田凌)。
これまでも、とんでもない状況であっても出会った人(犬も)を助けてきた。

今回、藤木が助けるのは自分の鞄を盗もうとした不法滞在の外国人、チュンヤン(森迫永依)だ。
逃げるチュンヤンの足が真っ青に変色していることに気付いた藤木は、チュンヤンを追いかけた。
しかし、彼女が逃げた先には大勢の不法滞在の外国人が……。
そこで引き返せばいいものの、それでもチュンヤンの足が気になる藤木は「私は医者です!」と素性を明かし、チュンヤンの足を診せてくれとウズウズしている。
自分が置かれている状況よりも、患者を診たいなんて、あなたは神様なのですか?

リーダー格のモー(中村蒼)と一緒につぶれた薬局に薬を取りに行き(犯罪です)早速、チュンヤンの足の治療をはじめた。薬を飲んで体を温めたチュンヤンに全員が安堵。そこへ藤木が「心を落ち着かせてあげて」と無茶ぶりをすると、部屋にいた外国人が一斉にチュンヤンの好きな曲を鼻歌で大合唱。
逆に落ち着きませんが……と思ったのは筆者だけだろうか。

一方、拓兄(松岡昌宏)と美香子(森七菜)、拓兄の後輩の自衛官、今野(山根和馬)はチンピラに拉致された筋川(和田聰宏)と都波教授(酒向芳)を助けることに。
ここからは完全にコントタイムだ。
チンピラにやられた“フリ”をしながら戦う拓兄と今野。
美香子も声だけで応戦し、筋川と都波教授を救出したのだった。
ドラマ「最愛」で行方不明の息子を必死に探す父親を好演した酒向の演技に筆者はどれだけ泣かされたことか。
しかし最近は、酒向が出てくるとコントタイムがはじまるとワクワクしてしまう。

都波教授の講演会があると後輩の長谷川(桐山照史)から聞かされていた藤木は、モーたちに別れを告げ、自転車で会場に向かうことに。
しかし、その途中でチュンヤンがまた倒れたと聞き、引き返す。
今回も藤木のお陰で一人の少女の命が救われたのだった。

どうしても病人がいると助けたくなってしまう天才外科医、藤木。
早く殺人の容疑が晴れて病院に戻ってもらいたいと筆者は切に願う。

そして、ここにきて桐山照史演じる長谷川が真犯人では?とSNSでは盛り上がりを見せているが、実際はどうだろうか?
相変わらずバイオネオフェローの佐々木(安田顕)の気持ち悪さは絶好調。
前田敦子が演じる烏丸京子は、どうも信用できないタイプ。

とにかく登場人物が濃すぎて解説が追い付かない逃亡医F。

来週から後半戦に突入だが、どんな展開が待っているのか楽しみだ。

※この記事は「逃亡医F」の各話を1つにまとめたものです。

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