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2022年02月07日

<逃亡医F>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<逃亡医F>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第4話ストーリー&レビュー

第4話のストーリー


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藤木(成田凌)の頭を川に突っ込み、妙子(桜庭ななみ)殺しの自白を迫る拓郎(松岡昌宏)! ある医者ならではの“裏技”を使い、命からがら拓郎の元から逃げ出した藤木だが、スマホの入った上着を拓郎に剥ぎ取られてしまう……。
一方、藤木を追う警察の捜査本部では、結婚式場から藤木を連れ出した拓郎の映像から、藤木に“協力者”がいるという間違った推理が立てられていた……。

そんな中、手に入れた藤木のスマホを手掛かりに、拓郎が美香子(森七菜)の元に現れる。藤木の無実を信じる恋人の兄を装い、美香子の警戒心を解く拓郎。拓郎が藤木を装って送ったメールを信じた美香子は、すっかり拓郎を信用する。

その頃、後輩の長谷川(桐山照史)から都波教授(酒向芳)が東京に戻るという情報を得た藤木は、駐車場に停まっていた業務用トラックの荷台に忍び込み、東京を目指そうとしていた。しかし、乗り込んだ車の荷台に乗っていたのは、母犬と6匹の子犬たち! 犬たちの対応に苦戦しながらも車に揺られる藤木だが、車を運転していた男・間宮(渡辺いっけい)と昌明(森永悠希)に、荷台に隠れていたのがバレてしまう! 藤木は子犬を人質に取ったフリをして東京に向かうよう2人を脅迫! 母犬・ジェシカと子犬たちを飼い主の元に届ける途中だったと説明する昌明は、藤木が犬と接する何気無い態度から、藤木のことを信頼できる人物だと思うが……。

一方、拓郎は美香子を連れて都波のアパートへ。部屋から出てきた都波にいきなり裏拳を食らわすと気絶させる! 豹変した拓郎に驚く美香子だが、おかまいなしの拓郎は、都波をある場所へと運ぶ……。
そんな中、藤木を乗せた車は、警察の検問にぶち当たっていた! 怪しまれないように行動するよう指示する藤木。しかし、間宮たちはなぜか藤木以上に動揺する。実は2人は、藤木も予想していなかった“訳あり”人物だった……! 容赦なく藤木たちの乗る荷台を確認しようとする警察官……。今度こそ絶体絶命のピンチが藤木に迫る。そして、再び藤木に医手一律の精神を奮い立たせる事件が起きる!

第4話のレビュー



第4話もツッコミどころ満載で、どこから触れたらいいのかわからない。
回を追うごとに、このドラマの楽しみ方がわかってきた。

前回、逃亡医の藤木圭介(成田凌)は恋人の兄、拓郎(松岡昌宏)から水攻めされ、意識を失ったところで終わっていた。
拓郎は、自分が藤木を沈めたというのに脈が止まったとわかると慌てて人工呼吸で蘇生を試みた。
しかし、相手は天才外科医。
脈くらい自由自在なんだから!とばかりにパッと目を覚まし、するりと拓郎から逃れた。

第4話は、拓郎と美香子(森七菜)のやり取りも面白かった。
なぜ美香子がまだ長野にいるのかは理解できないが、そこは華麗にスルーしよう。

美香子は拓郎から「自分は藤木の協力者だ」と聞き、それを鵜呑みに。
「拓兄」と呼び、行動を共にすることに。美香子はどこまでいい子なのか……。
藤木がなかなか会えなかった都波教授(酒向芳)をあっさり確保した拓郎。
なぜか刑事の筋川(和田聰宏)へ。
豹変した拓兄の姿を見て『さっきまで優しかった拓兄はどこへ?』戸惑う美香子の大きな瞳が印象的だった。

都波教授を演じるのは、ドラマ「最愛」で行方不明の息子を必死に探す父親役を好演した俳優、酒向芳。
今回は拓兄によって、肌着姿でコタツの足に手足を縛られるという、とんでもない姿に……。
もはや見ていられない。

一方、藤木はというと、車の中でワンちゃんの手術。
バイオネオフェロー、佐々木(安田顕)は相変わらずきな臭いし……。
もう詰め込みすぎの1時間で何がなんだかといった印象だが、これはコメディなのだと思えば気楽に楽しめる。

次回予告では「横山三太郎 うお座」を名乗っていた藤木。
もっと普通の名前にしない? 
そして、かに座じゃないんかいっと視聴者を代表してツッコミます。

そう、これはコメディドラマなのだ。
次週も大いに笑わせてもらおう。

※この記事は「逃亡医F」の各話を1つにまとめたものです。

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