<妻、小学生になる。>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第6話ストーリー&レビュー
第6話のストーリー
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千嘉(吉田羊)は今の万理華(毎田暖乃)が娘の万理華ではないと受け入れる一方で、一つ屋根の下で暮らしながら、どう接していいかわからない。万理華自身も、貴恵(石田ゆり子)としての記憶を思い出した反動で万理華の記憶が薄れていることが心苦しい。圭介(堤真一)もなんとか千嘉の力になりたいが、いい解決策は見つからないでいた。
一方、圭介の会社では、守屋(森田望智)が企画した新商品のPRイベントが大成功。ところが、発売前のトマト缶の商品画像がイベント参加者によってSNS上にフライング投稿されてしまい、計画していたプロモーションが台無しになり…。
さらに、麻衣(蒔田彩珠)が恋をしていると万理華から聞かされた圭介は複雑な心境に。問題山積で弱音を吐く圭介に、万理華はバーベキュー大会を開いて、みんなで気晴らししてはどうかと提案し…。
第6話のレビュー
母である千嘉(吉田羊)に、自分が貴恵(石田ゆり子)の生まれ変わりだと信じてもらえた万理華(毎田暖乃)。だからといって、ふたりの関係が改善されたわけではない。万理華としての記憶はなく、千嘉からすれば知らない女性と暮らしていることになる。朝から圭介(堤真一)が乗り込んでくるし、どうすればいいか分からないことばかりだろう。
おまけに千嘉は万理華(というか貴恵)に人見知り中だ。どこまでも不器用な人である……。ママ友がいないと言っていたけれど、最も苦手なことのひとつじゃないだろうか。子どもの友達のママに話しかけるだなんて。自分なりにがんばろうとしているけれど、たぶん勇気が出なくて、もう勇気を出すことも諦めてしまっている気がする。
それ以外にも圭介の周りには問題が山積。
会社では、守屋(森田望智)が企画した新商品のPRイベントが行われ、成功を収める。が、後日、イベント参加者が情報をフライング投稿してしまう。結果、プロモーションも中止に追い込まれる。
また、麻衣(蒔田彩珠)は初恋に心を乱されているようで……。
そんな状態を打開するために、圭介は万理華にけしかけられてバーベキュー大会を開く。
それぞれが楽しい時間を過ごすが、バーベキュー後、更なる問題を呼び寄せることになる。
麻衣は蓮司(杉野遥亮)に勇気を出して「大切な人はいますか」と聞く。蓮司からは「いるよ。海の向こうにいる」という返事。蓮司には彼女がいるんだ……と麻衣は失恋を確信し、ショックを受ける。でも、「大切な人」の枠組みって大きいと思うんだ、麻衣よ……でも好きな人がいるんですか、とは聞けないのもわかる……。
そして、守屋は圭介への想いを募らせる。新商品のPRイベントも圭介の尽力のおかげで続行が決定した。そばで支えてくれて、ピンチを救ってくれて、麻衣にとって圭介はヒーローだ。そして、病気の姉がいたことで、両親に甘えられなかった麻衣にとって安心できる人。
勢いそのままに麻衣は守屋に想いを告げる。全く信じない圭介の頬にキスをして、立ち去る守屋(大胆……!)。更にはその場面を万理華に見られてしまい……。
貴恵は亡くなっているわけで、圭介が誰かに想いを寄せられること自体は問題ないけれど、大事なのは、それぞれの気持ちの問題で……。貴恵は明るくさっぱりとした性格だけれど、自分の気持ちよりも他人の気持ちを優先するようなところがある。圭介と守屋の関係に対して、貴恵はどういう対応をするのか。
時を同じくして、圭介たち行きつけの寺カフェ「喫茶タイム」のマスター(柳家喬太郎)は万理華の霊体(?)を目撃し……。
物語は最終章へと入っていく。
※この記事は「妻、小学生になる。」の各話を1つにまとめたものです。
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