<大病院占拠>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第3話ストーリー&レビュー
第3話のストーリー
>>>「大病院占拠」3話の予告をYouTubeで見る青鬼の次なる標的はタレント医師・土佐大輔(笠原秀幸)。鬼が示した土佐の殺害時間・午後8時20分までに土佐の罪を明らかにしなければ、土佐の命はない…。残された時間はわずか。武蔵(櫻井翔)は青鬼のヒントをもとに『クラブ・タンゴ』へ急ぐ――。
『百鬼夜行ちゃんねる』はバズり始め、登録者数は約30万人に到達。県警のSNSには国民からの応援メッセージや土佐に関するタレコミ情報が次々と届き始める。
一方、ICUに閉じ込められたままの裕子(比嘉愛未)は、看護師のしおり(呉城久美)が重い病を患っていることを知り、彼女を解放してほしいと橙鬼に訴えるが…。
そんな中、県警宛てに多数のタレコミ情報が届く。その中に、去年のハロウィンの映像が。去年のハロウィンの日に『クラブ・タンゴ』で何が行われていたのか。そして同じ日、界星堂病院ではある人物が死亡していた――!
果たして土佐の罪は!?
武蔵と青鬼の息をのむ交渉バトル!
そして早くもあの鬼の素顔が明らかに――!!
第3話のレビュー
無鉄砲な刑事と、誰だかわからない犯人(キャスト名にモザイク)、そして強めの女性管理官——。ドラマ「大病院占拠」は〝どこかで見たことがある”という印象が否めないが、ここに来て斬新な展開に視聴者の反応が変わりつつある。
第3話では鬼の仮面を付けた10人のうち3人が仮面を外した。
緑の仮面を付けた鬼は、昨年のハロウィンで医師の土佐大輔(笠原秀幸)の違法ドラッグのせいで亡くなった周防あかり(乃中瑞生)の父、周防誠(村上淳)だった。
土佐は過剰摂取で死亡したあかりを、ドラックの存在を隠すために急性心筋梗塞で亡くなったことにしていた。
それで周防は娘の復讐のために土佐に銃を向けたというわけだ。
罪を認め釈放された土佐。
しかし、世間からの批判は免れず、釈放されても地獄が待っていたのだった。
土佐の罪を暴いた武蔵(櫻井翔)も複雑な思いだ。
「人質の罪を警察に暴かせてネットで公開処刑する。それがお前らの目標か!」
と、武蔵が憤慨するのも無理はない。
周防の素性がわかったところで鬼がアジトとして使っていたところにたどり着いた武蔵ら。
そこには今回人質になっている人たちの顔写真が壁一面に貼ってあった。
次週もまた人質の中から過去の罪が暴かれ、ネットで公開されるのだろう。
その中には武蔵の妻、裕子(比嘉愛未)も……。
裕子の罪とは?
初回は鬼の登場でおどろおどろしい雰囲気満載だったが、ここにきて鬼の存在に慣れてきている自分がいる。
トイレに連れていってくれたり、食事を与えてくれたりと意外と優しい鬼たち。
警察が暴けなかった罪を、自分たちの力だけで暴いていることに、ほんの少し同情してしまう。
そしてラストシーンでオレンジ鬼と茶鬼の兄弟鬼が仮面を外した。
オレンジ鬼を演じるのは森田甘路、茶鬼はラバーガールの大水洋介だった。
昨年放送されたドラマ「赤いナースコール」(テレビ東京系)で、無残な殺され方をした2人の登場には驚いた。
次週はこの“赤ナスコンビ”が誰かに復讐をするのだろう。
それはいったい誰なのか?
1週間が待ち遠しい!!
※この記事は「大病院占拠」の各話を1つにまとめたものです。
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