<大病院占拠>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第9話ストーリー&レビュー
第9話のストーリー
>>>「大病院占拠」話の予告をYouTubeで見る武蔵(櫻井翔)が相模(白洲迅)と対峙する中、青鬼・耕一(菊池風磨)は県警に対し、界星堂病院にまつわる全ての罪を明らかにしろと要求。時間内に真相を暴かなければ、知事・長門(筒井真理子)の命はない…。そんな中、武蔵はある作戦を立て…。さくら(ソニン)はこれ以上テロリストの要求には応じないと決断し、相模を自ら取り調べようとする。そんな中、裕子(比嘉愛未)は病院の地下4階が何かの研究施設であることに気付く…。最終回直前!明らかになる相模の動機と地下4階の秘密!P2計画の全貌とは!?そして鬼達の本当の狙いが明らかに!
第9話のレビュー
警察の内部にいる鬼が和泉(ソニン)の部下、相模(白洲迅)だったことがわかった。相模を逮捕した武蔵(櫻井翔)は、相模の仮面と衣装を身に纏い、病院に侵入。
ここまで病院を占拠し、人質の罪を一つひとつ暴いてきた鬼たち。
最終ターゲットは、知事の長門(筒井真理子)が計画したP2計画の全貌解明だった。
P2計画とは、長門が中心になって進めていたワクチン開発計画のことで今回占拠された界星堂病院の地下4階で研究が秘密裏に行われていた。
研究課程でウイルスに感染したのが加賀兄弟(大水洋介・森田甘路)の弟だった。
そこからさらに相模の婚約者と摂津(柏原収史)、日向(真飛聖)の息子も感染し、3人が死亡。
鬼たちは、このP2計画に関わった人間のせいで亡くなった人たちの関係者だということがわかった。
ドラマの内容とは関係ないが、登場人物全員の名前が地名だということに気づいただろうか。
武蔵、和泉、相模、日向、加賀、摂津…。
他にも備前、駿河、志摩、若狭、周防、土佐、安芸がいる。
なぜ地名にこだわっているのか、制作側の意図はわからないが、明らかになっていない青鬼(菊池風磨)と赤鬼(忍成修吾)と黒鬼(ベッキー)の名字も最終回で明らかになるだろう。
物語の着地点と共に気になるところだ。
頼り甲斐がなさそうだと思っていた武蔵が、ここにきて骨太な活躍をしているため、鬼は劣勢に立たされている。
が、常に冷静な青鬼、耕一も負けてはいない。
亡くなった3人が感染したウイルスを長門に感染させ、解放すると自分にもウイルスを注入。
さらに動画ちゃんねるでは、抗ウイルス薬を手に持ちながら
「問題です。目の前であなたの愛する人が死にかけています。ですが、あなたの愛する人が死ねば日本国民1億2000万人が助かります。あなたならどちらを選びますか? 愛する人の命か、1億2000万人の命か」
と問いかけた。
ここまでしっかりと警察組織をまとめてきた和泉の動揺が激しい。
現場指揮はおろか、立っていることもままならない様子だ。
もしかして和泉も鬼たちと関係しているのか。
全容解明したかのようでそうでもないまま、次週最終回を迎える。
はたして武蔵は無事に”鬼退治“ができるだろうか。
最終回は「嘘だろ」を封印し笑顔でハッピーエンドを迎えてほしい。
※この記事は「大病院占拠」の各話を1つにまとめたものです。
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