『ハウルの動く城』を深く読み解く「8つ」のポイント
『ハウルの動く城』作品情報
ストーリーソフィー(倍賞千恵子)は父が遺した帽子店で働く地味な女の子。恋にもオシャレにも消極的で、華やかな妹から心配されている。ある日、ソフィーは町で兵士に絡まれているところを、美しい青年に助けられる。不思議な力を持つ彼こそ、人の心臓を食べると噂されている美しい魔法使いのハウル(木村拓哉)だった。そうとは知らないソフィーは初めてのトキメキを感じるが、その夜、突然訪ねてきた荒れ地の魔女(美輪明宏)に魔法をかけられ、90歳の老婆に姿を変えられてしまう。
このままの姿では家にいることはできない…と旅に出たソフィーの前に、巨大なハウルの動く城が現れる。旅の道中で助けたカカシのカブ(大泉洋)に導かれるように城の中へ入ると、散らかった部屋の中に小さな暖炉があり、城の動力源である火の悪魔・カルシファー(我修院達也)の姿があった。
カルシファーは、ハウルとある契約を交わしたせいで城の外には出られなくなってしまったのだという。カルシファーのお願いを聞く代わりに姿を元に戻してもらう約束を取り付け、ハウルの弟子・マルクル(神木隆之介)も味方につけたソフィーは、しばらく掃除婦として城で暮らすことになった。
好奇心旺盛だが憎めないソフィーのペースに次第に巻き込まれていくマルクルとカルシファー。城の中を無断で整理整頓してしまうソフィーを迷惑がっていたハウルも、徐々に彼女のいる生活を楽しみ始める。しかし戦争は次第に激しさを増していき、ハウルは魔法使いの師匠で王室付きの魔女であるサリマン(加藤治子)から呼び出しを受け…。
原作
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
脚本・監督
宮崎 駿
プロデューサー
鈴木敏夫
音楽
久石 譲
主題歌
倍賞千恵子
声の出演
<ソフィー> 倍賞千恵子
<ハウル> 木村拓哉
<荒地の魔女> 美輪明宏
<カルシファー> 我修院達也
<マルクル> 神木隆之介
<小姓> 伊崎充則
<かかしのカブ> 大泉洋
<国王> 大塚明夫
<ヒン> 原田大二郎
<サリマン> 加藤治子
上映時間
約119分
公開日
2004.11.20(土)
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