「ドラゴン桜」第10話ネタバレ感想:お祭り感満載の最終回、無事に終結!ドラゴン桜、ありがとう!
2021年4月クールのTBS日曜劇場は阿部寛主演の「ドラゴン桜」。15年ぶりの続編の初回は、視聴率14.8%と高視聴率でスタートを切った。
学生たちを東大合格へと導く弁護士・桜木健二を再び演じるのは阿部寛。また、第1作目で桜木の教え子だった長澤まさみ演じる水野直美も、成長して弁護士となって桜木とともに高校生たちと向き合っていく。生徒役には高橋海人(King & Prince)、平手友梨奈、南沙良、志田彩良、細田佳央太、鈴鹿央士、加藤清史郎ら期待の次世代俳優たちが集結した。
この記事では毎週ドラマの考察・感想を記していく。
もくじ
・第1話あらすじ&感想・第2話あらすじ&感想
・第3話あらすじ&感想
・第4話あらすじ&感想
・第5話あらすじ&感想
・第6話あらすじ&感想
・第7話あらすじ&感想
・第8話あらすじ&感想
・第9話あらすじ&感想
・第10話あらすじ&感想
・「ドラゴン桜」作品情報
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第1話あらすじ&感想
第1話のあらすじ
かつて、落ちこぼれだった龍山高校から東京大学合格者を輩出し、一躍時の人となった元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部寛)。
その後法律事務所を設立し、学校再建のエキスパートとして順風満帆な弁護士人生を歩んでいた──
時は令和。偏差値32で経営破綻寸前の龍海学園で、教頭・高原浩之(及川光博)が桜木による再建案を提案する。
しかし、自由な校風を理想に掲げる理事長・龍野久美子(江口のりこ)は進学校化に反対し、意見が割れていた。果たして桜木、そして彼の元教え子であり法律事務所で一緒に働く弁護士の水野直美(長澤まさみ)は東大合格者を出し、学園を再建できるのか…
そして彼らを待ち受けるのは姉思いだが将来に不安を抱え、姉と2人で両親が残したラーメン屋を手伝う瀬戸輝(髙橋海人)、何をやっても長続きしない今どき女子高生の早瀬菜緒(南沙良)、バドミントンのトップ選手の岩崎楓(平手友梨奈)など、それぞれの悩みや問題を抱えた龍海の生徒たち。桜木や水野と出会うことで、彼らの運命は大きく動き出そうとしていた──
第1話の感想
桜木先生が帰ってきた~!古く汚れた服を着て、髪もヒゲも伸びっぱなし、水道も電気も止められ家賃もまともに払えない……変わり果てた桜木先生の様子を見て最初こそソワソワしたが、助けに来た水野直美(演:長澤まさみ)に対し「スーツも新調しろ、靴にYシャツ、ネクタイその他諸々で20万だ。スマホも要るな。俺の取り分は報酬の半分、あくまでも監修だ」と要望をつらつらと突きつける勢いの良さを見て、安心した。これぞ、我々の桜木先生だ!
2005年に放送されたシリーズ1から16年。長澤まさみをはじめ、当時出演していた教え子たちもサプライズゲストとして出演している。シークレットキャストが現れた瞬間、思わずテレビの前で叫んでしまった……。当時のシリーズを観ていた方には、ぜひ新シリーズもおすすめしたい。
新シリーズでは、桜木先生の当時の教え子であり現・弁護士として活躍する水野直美が、経営不振に陥っている学園を復興するため奔走する。とある事情で放浪していた桜木先生をつかまえ監修として入ってもらう流れだ。生徒役には、高橋海人演じる瀬戸輝、平手友梨奈演じる岩崎楓、加藤清史郎演じる天野晃一郎など次世代を担う若手俳優たちが選ばれている。
第1話から、桜木先生は大いに暴れてくれた。天野晃一郎を海に投げ飛ばしたり、悪ガキ2人をバイクでとことん追い回したり、スマホでこっそり悪行をおさめSNSに流そうとしたり……。インターネットやSNSの怖さを教え、ちょっとしたイタズラ心がどれだけ大きな事態を引き起こしてしまうかについて、身を持って刻みつけるあたりが桜木流を感じさせる。ガラケーが主流だった2005年には見られなかった変化のひとつだ。
今後、生徒それぞれの背景が明らかになっていくのだろう。最初から桜木先生に反感を持っている岩崎楓は、どんな経緯で心を開くようになるのだろうか。自分よりも優秀な弟を見返すため東大に憧れる天野晃一郎は、どうやって自身のコンプレックスに向き合うのか。そして、「自分の未来は半分決まっている」と何事にも無関心な瀬戸輝は、どんなきっかけで自分のやりたいことに気づくのか?
新しく出てくる勉強法も楽しみだ。この年齢で東大を目指したくなったらどうしよう、と少し心配、いやワクワクしている。
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