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2022年11月07日

<クロサギ>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<クロサギ>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第7話ストーリー&レビュー

第7話のストーリー

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黒崎(平野紫耀)は、自分の家族の仇がひまわり銀行の役員・宝条(佐々木蔵之介)であると確信していた。宝条と繋がりのある桂木(三浦友和)には何も告げず、宝条の周辺を探る黒崎。

そして、宝条と彼が目をかけている支店長の集まりに潜入した黒崎は、首都中央支店の支店長・牛山(山口紗弥加)に目を付ける。同じ頃、東京中央署では神志名(井之脇海)に警察庁への異動が命じられていた。 

早速、牛山への接触を図る黒崎。順調に事が運んでいた矢先、首都中央支店でとある家族が「人殺し!」と叫び、外に連れ出される場面に遭遇する。黒崎は被害者家族を巻き込んで、ひまわり銀行に詐欺を仕掛けることに!

一方、氷柱(黒島結菜)は黒崎に詐欺の片棒を担がされそうになった怒りから、黒崎に対して八つ当たりをするも…。さらに、帰宅すると宝条とも繋がりのある鷹宮(時任勇気)が氷柱を待ち受けており…。

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第7話のレビュー

黒崎(平野紫耀)が宝条(佐々木蔵之介)に迫っていく。

宝条が執行役員を務めるひまわり銀行に探りを入れ始める黒崎。その中で、ひまわり銀行に騙されたと乗り込んでくる姉妹と出会う。人殺し!と叫ぶ妹の茉奈(莉子)。茉奈の義兄が住宅ローンを利用した目的外融資をそそのかされていた。そして、返済が滞ると家を担保に新たに借金をさせる。返済ができなかったとしても家を取り上げればいい。つまり銀行は損をしないというわけだ。結果、義兄は自殺。そして、家も取り上げられようとしていた。

これは黒崎の父がハメられた詐欺と同じ手口だ。宝条への復讐という気持ちと同時に、同じ境遇の茉奈たちを放っておけなかったのだろう。

「そのシロサギ、俺が喰ってやるよ」

 
黒崎が茉奈たちに協力し、喰らうのは牛山彩子(山口紗弥加)。ひまわり銀行首都中央支店・支店長で、多額の顧客預金額を持っているだけでなく、融資や回収でも成果をあげている。

しかし、実のところ、茉奈たちにしたような悪どい手を使っていた。

黒崎は牛山に自身の会社に3億の融資をさせたのち、立ち上げした会社を計画倒産させる。自社ビルを担保として入れていたが、実は、ビルは別の会社の持ち主。そのため、銀行は回収することができない。牛山は宝条に見捨てられ、警察からも事情聴取を受けることになる。

 
山口紗弥加の演技がさすがの一言。圧巻である。支店長としてのキャリアのある女性としての自信、風格。黒崎に騙されたと分かった瞬間の取り乱し方。人生の転落がその表情だけでわかる。

が、牛山を喰ったことで、宝条に黒崎の存在がバレてしまう。防犯カメラに黒崎の姿が映っているのだ。とは言え、黒崎もカメラを意識していたので、はっきりと顔は映っていない。しかし、宝条ならすぐに黒崎にたどり着いてしまいそうな予感がある。そもそも、桂木(三浦友和)のところに宝条は出入りしているわけだから、すぐにわかりそうなものである。



ただ、黒崎だけの問題ならいいのだが、懸念は氷柱(黒島結菜)が巻き込まれそうな予感もあること。氷柱の大学の助教授・鷹宮(時任勇気)は宝条の甥。鷹宮は氷柱に執着しているようで、突然怒鳴ったり、家の前で待ち伏せしたりと挙動があやしい。もし、宝条に何かそそのかされたりしたら……?

また、氷柱は桂木とも面識がある。桂木は黒崎にとって氷柱がどういう存在なのかもわかっているはず。今後の黒崎にとって、氷柱は弱みとなってしまうのだろうか。


※この記事は「クロサギ」の各話を1つにまとめたものです。

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