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2022年05月16日

<元彼の遺言状>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<元彼の遺言状>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第2話ストーリー&レビュー

第2話のストーリー

>>>「元彼の遺言状」第2話の予告をYouTubeで見る

「し」「の」「だ」「を」「た」「の」「ん」「だ」――。麗子(綾瀬はるか)は、謎の死を遂げた元彼・栄治(生田斗真)が自分に残した暗号に気づく。栄治が暮らしていた軽井沢の別荘へと戻った麗子は、森川家の金治(佐戸井けん太)、真梨子(萬田久子)、拓未(要潤)、雪乃(笛木優子)、紗英(関水渚)と、栄治の元カノのひとり・朝陽(森カンナ)、獣医師の堂上(野間口徹)を呼び寄せる。

麗子は、何者かによって栄治の車でひき殺されそうになったことを告白したうえで、ある提案を持ちかける。それは、犯人にこっそり名乗り出てもらい、交渉の場を持ちたいというものだった。麗子の目的は、クライアントである篠田を犯人にすること。森川家から犯人が出てしまうより、自分のクライアントが犯人になる方が皆にとっても都合が良いはずだというのだ。突拍子のない提案に驚く一同。誰も名乗り出ないと思われたそのとき、麗子たちのもとにある人物が現れ……。


第2話のレビュー

綾瀬はるか主演の「元彼の遺言状」が第2話にして原作本のストーリーを完結したというから驚きだ。

麗子(綾瀬はるか)の元彼である栄治(生田斗真)が謎の死を遂げた。

1話の最後に東京に戻った麗子だったが、栄治からの「しのだをたのんだ」というメッセージに気付くと、篠田(大泉洋)らがいる別荘へとんぼ返り。

犯人はこの中にいる—

森川家の人々を呼びつけ麗子はこう言い放った。

そして、「犯人にはこっそり名乗り出てもらいたい」と無茶な提案をした。しかし、だれも名乗り出ないので自ら探りを入れることに。

「栄治さんも村山先生も僕が殺しました」

と栄治の愛犬、バッカスの主治医である堂上(野間口徹)が白状した。堂上の元妻が栄治と不倫をしており、しかも息子も栄治の子どもだったという。

その事実を知った堂上は、自分から妻と子供を奪った栄治にずっと殺意があったという。

あっさりと2話で元彼の遺言書の謎は解かれ、完結。

筆者は原作を読んでいないので、すぐに読み終わっている友人に確認したところ、やはり原作通りで完結したとのこと。なるほど、斬新な運びではないか。

ということは…3話以降は、原作者である新川帆立の「倒産続きの彼女」、「剣持麗子のワンナイト推理」(共に宝島社)にオリジナルストーリーを混ぜながら展開していくのだろうか。これは3話以降のストーリーに大注目だ。

お金にならない仕事はしない主義の弁護士、剣持麗子。

果たして最終話までいくら稼ぐのだろうか。

そして、篠田と麗子はどんな関係性を築いていくのか。

次週以降も面白くなりそうだ。


※この記事は「元彼の遺言状」の各話を1つにまとめたものです。

→元記事はこちら

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