<元彼の遺言状>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
第3話ストーリー&レビュー
第3話のストーリー
>>>「元彼の遺言状」第3話の予告をYouTubeで見る麗子(綾瀬はるか)は、引き継いだ『暮らしの法律事務所』の雑用係として篠田(大泉洋)を住まわせる。だが、肝心の仕事の依頼は、離婚調停の相談など、金にならない案件ばかりだった。
そんな折、麗子のもとへ“武田信玄”を名乗る男から依頼の電話が入り、殺人事件があった秋須坂町の進藤不動産へと向かう。殺されたのは進藤不動産社長の進藤昌夫(画大)。弁護士が来るまで何も話さないと言い張り、座っていたのが黒丑益也(望月歩)という青年だった。黒丑は、ホストクラブ『戦国』で武田信玄という源氏名で働いているらしい。
黒丑は、3ヵ月前に自宅に訪ねてきた進藤から、立ち退きを持ちかけられたという。だが1ヵ月前にもう一度やってきた進藤は、まるで人が変わったように、「ここは自分の物だから1ヵ月以内に出て行け」と言い出したらしい。黒丑は、交渉するために進藤に会いに来たら彼が死んでおり、すぐに警察に連絡した、と主張していた。
別の日、麗子のもとへ事務所の開業祝いを持って紗英(関水渚)が訪ねてきて……。
第3話のレビュー
第3話を視聴した感想はまさにこのコラムのタイトル通り、元彼はどこへ?
遺言状はどうなった?
である。
小説一冊分を2話で完結した斬新な試みには唸った。
が、はて?
ドラマのタイトルが置いてけぼりのような気がするのは、筆者だけだろうか?
キャストもドラマの雰囲気も悪くない、むしろ好きなタイプなのだけれど、印象が薄い感じに仕上がっているような…。
視聴者からも
「遺言の話しはもう終わり? 最終話まで引っ張ると思っていたから拍子抜け」
「弁護士が探偵になっているんだけど…」
「3話目から面白くなるのかなと思っていたけれど…4話から期待しようw」
うん、うんと思わずうなずいてしまう。
同感な意見が多くてホッとするも、まだ3話だ。
「黙って観ていなさいよ!」という、製作者側の声が聞こえてきそうなので、来週以降も黙って視聴しますっ!
とはいえ、綾瀬はるかが演じる剣持麗子と、大泉洋が演じる篠田敬太郎のバディは面白い。常に相手を「あんた!」と呼ぶ麗子の高飛車さも綾瀬が演じると、そこまで嫌味がない。
そして、このドラマには食べるシーンが多いのも特徴なのか?
すき焼き、ワンタンメン、お刺身、ケーキ、すうどん、これらを美味しそうに食べる麗子。美しい人が食べるシーンは、なぜこうも引きこまれるのだろう。
第3話は元彼の森川栄治(生田斗真)から引き継いだ「暮らしの法律事務所」にある事件の弁護依頼が入る。
アガサ・クリスティーの名著『そして誰もいなくなった』をもじった事件に、麗子と篠田の2人が事件を解いていく展開だった。
「金の亡者」のような設定の麗子だが、なんだかんだ言いながら、助けるべき人を助ける。
さらに、第1話から登場している栄治のいとこ、紗英(関水渚)も登場。一度見たものは忘れない、という特技を持つ紗英の活躍に期待できそう。
さて4話以降はどうなるのか。
まだまだ序盤だけに、大きく期待したい。
※この記事は「元彼の遺言状」の各話を1つにまとめたものです。
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