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2022年07月31日

<六本木クラス>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

<六本木クラス>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】

第3話ストーリー&レビュー

第3話のストーリー

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居酒屋「二代目みやべ」が未成年に酒を提供していると何者かに通報され、宮部新(竹内涼真)は、警察で取り調べを受けることに。内山亮太(中尾明慶)は、麻宮葵(平手友梨奈)や長屋龍二(鈴鹿央士)たちに騙されたと警察官に訴えるが、新は、亮太が葵たちが未成年だと気づいて接客していたことを見抜き、潔く自分たちの責任を認め2カ月の営業停止処分を受け入れる。そんな中、なんと長屋龍河(早乙女太一)が龍二の保護者として警察にやってくる…!

龍河は父の権力を振りかざし、新に恩着せがましく警察に穏便に済ませるよう伝えると、警察官はそれを受け入れようとする。そんな権力に屈する警察に新は我慢ならず、「法律に従ってください」と訴えて警察を後にする。葵は足早に出て行く新を追い、「このまま営業停止になっていいの?」と詰め寄っていると、そこへ再び龍河が現れ…。

自分が新の父親をひき殺したと耳元でささやき、怒りに震える新に龍河は「殴ってみろよ」と挑発。しかし、新は「俺の信念と気合いを見せつけてやる…楽しみに待ってろ」と龍河に言い残し、去っていく。2人の話を聞いていた葵は新のことが気になり過去の事件を調べ、また龍河が告げた内容と重ね合わせ、過去に新に何があったかを悟る――。

「二代目みやべ」が2カ月の休業をしている頃、大学生になった葵はメリットのためだけに付き合う友達の誘いで合コンに参加。周りが酔いつぶれる中、ひとり帰ろうとする葵を1人の男が後を追ってしつこく誘ってきたため、葵は男を蔑み、おごってもらった分のお金を渡して去ろうとしたところ、男に頬を殴られる。仕返しに男に背負い投げを見舞った葵は、怒った男に六本木の街で追われ…!


第3話のレビュー

第3話にしてついに、ツン葵(平手友梨奈)からデレ葵へ変化した。天才っぷり炸裂のソシオパス葵も良いけれど、やはり新(竹内涼真)の魅力に気づいた葵の可愛さは捨てがたい。新の初恋相手である優香(新木優子)とのバチバチな女の戦いも始動し、物語が本格稼働してきた感覚がある。

前回の事件によって二代目みやべは2ヶ月の営業停止を食らってしまった。しかし、そんなことで今さら心が折れる新ではない。なんと言っても彼の復讐計画は20年越し。警察で再会した因縁の相手・龍河(早乙女太一)に煽られても耐えた。まだまだ彼の作戦は、登山で表すと二合目にも満たない。

父の代わりに夢を成し遂げるため、そして復讐のために立ち上げた居酒屋。ようやくオープンさせた店には客が来ず、ようやく来たと思えば営業停止騒動だ。普通ならグッタリと脱力し、立ち直るのに時間がかかるだろう。

しかし、父の死を乗り越え、刑期を耐え、開業資金を貯めるためにマグロ漁船にまで乗った男・新の底力は、こんなものではない。

それに加え、営業停止のきっかけとなった”通報”が、実は優香によるものだと知っても動じない新。「何か理由があったんだろう」と大人の対応だ。それでも好きだ、と胸を張って言える彼に対し、優香は複雑な心境である。

ちなみにこの件、割と重要な伏線なので、しっかり覚えておいてもらいたい。

葵と新が出会うきっかけとなったバイク事故でも、彼は体を張って彼女を助けた。その後、営業停止騒動を経てから再会する二人。合コン会場から抜け出した葵をしつこく追い回し、挙げ句の果てに暴力まで振るう男から助け出したのも、新だった。

振り返ってみれば、出会いから運命めいていた。10年越しの初恋か、それとも運命の恋か。新、葵、優香をめぐる恋愛模様は、原作が大ヒットした要素のひとつでもある。今後も注目したい。

二度も自分を助けてくれた新に”興味”がわき、ついには二代目みやべチームにマネージャーとして新加入することになった葵。

店長である新、料理担当のりく(さとうほなみ)、ホール担当でケンカっ早い亮太(中尾明慶)。営業停止を乗り越え、二代目みやべはどのように生まれ変わるのか?


※この記事は「六本木クラス」の各話を1つにまとめたものです。

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(C)テレビ朝日

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