映画『名探偵コナン』全作品一覧&魅力解説!|『黒鉄の魚影』公開記念
『名探偵コナン 水平線上の陰謀』の魅力
(C)2005 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会『名探偵コナン 水平線上の陰謀』は、劇場版コナン映画の第9作目。『名探偵コナン 14番目の標的』以来の海を舞台にした映画になっています。
ストーリー
→作品概要記事へ少年探偵団が作った金メダル(ブレスレット)が活躍!
空手の都大会で優勝した蘭のために、貝殻を使ったブレスレットを作ってあげる歩美、光彦、元太。なかなか気付いてくれない蘭でしたが、蘭の大切な宝物になりましたね。でも、ブレスレットを探しに沈没する船に戻って、船内に閉じ込められてしまう蘭。気持ちはわかるけど、危ないよ。救助ヘリが来て、落ちそうになったコナンが蘭のブレスレットを掴み、助かるシーンがありましたが、ちぎれないかヒヤヒヤしてしまいました。最後に紐を長くして、蘭の首に金メダルのネックレスをかけてあげるシーンはホッコリしました。彼らの思いやりの気持ちがみんなを助けたんですね。コナンの推理ミス!?小五郎が活躍!
いつもはダメダメな小五郎ですが『名探偵コナン 水平線上の陰謀』では小五郎の活躍シーンがみられます。多少の推理ミスはありましたが、今回の映画では眠ることなく自力で推理をしています。犯人の女性が小五郎の妻の英理に似ていましたが、彼女が犯人でなければいいと思い証拠を探していて、真相に辿り着いた小五郎。英理への小五郎の気持ちがわかります。なんだかんだいいつつ、大切な人なんだろうな。小五郎が単独で犯人を追い詰める展開は必見です。回想でかくれんぼのシーンも登場
船内でかくれんぼをすることになった、蘭、園子、少年探偵団。園子と哀ちゃんが鬼になり、異色の組み合わせに笑いそうになりました。蘭と新一の小学校時代の回想も登場。かくれんぼのスキルが高い蘭には笑いました。照れて夕日のせいにする新一の苦しい言い訳が可愛い。かくれんぼの最中に霊安室の棺に閉じ込められてしまう園子ですが、想像しただけで嫌すぎる。探偵バッチを元太から借りていてよかったね。探偵バッチがなかったら、どうなっていたのか。元太の「もう死んでんじゃねーの」には、光彦と同じことを思いました。何てことを言うんだ元太。映画『タイタニック』に似ている!?
船が氷山に衝突したり、船が沈んでいくシーンは、映画『タイタニック』を観ているようでした。少し違うけど、沈没しそうな船に戻る蘭のシーンも、映画『タイタニック』を思い出しました。ZARDの主題歌が映画にマッチ
『名探偵コナン 水平線上の陰謀』のエンディングで流れるZARDの歌「夏を待つセイルのように」。私が映画館で観た劇場版コナン映画は、この映画が初めてですが、ZARDの歌は大人になってからもずっと心に残っています。
「夏を待つセイルのように」の歌詞のフレーズ全てが強く想い合っている新一と蘭の関係を表しているようでした。ZARDの声と、爽やかなメロディーは何度聴いても心に残ります。
作品関連情報
【DVD】名探偵コナン 水平線上の陰謀
【書籍】
名探偵コナン 水平線上の陰謀 (小学館ジュニア文庫)
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